フー・ファイターズ、公演中目の見えない少年に気づき、ステージ脇に特別席設置

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先週(10月18日)米ミネソタ州セントポールで開かれたフー・ファイターズの公演で、オーディエンスの中に目の見えない少年がいるのに気づいたデイヴ・グロールは、即座に、彼と彼の両親のためステージ脇に特別席を設けたそうだ。

◆フー・ファイターズ画像

『Consequence Of Sound』によると、少年が触れるようにと、グロールがギターを彼のところに持ち込む一幕もあったという。

この少年オーウェン君の母親は後に、彼は目が見えず、自閉症、クローン病、発育障害などを患うが、コンサートが大好きで、これまで100近くの公演を観に訪れているとのメッセージをFacebookに投稿し、デイヴ・グロールとクルーの優しさに感謝している。






客席にいた地元のラジオ局Go 96.3のDJは、グロールは少年が杖を持っていたことから目が見えないと気づき、彼と彼の家族をステージに招いたと伝えている。

グロールはショウ半ば、パフォーマンスを中断し、「ちょっと待て、あの子には席が必要じゃないか?」「あの子に席をあげてくれ。両親にもだ。これは家族行事だ。彼らを(ステージの)横に連れて来い。彼のために歌うよ」と話したという。

グロールはこの1週間ほど前、カンザス・シティで開いた公演で、10歳の少年をステージに上げ、メタリカの「Enter Sandman」を一緒にパフォーマンスし、その後、彼に2,000ドル(約22万円)するというギターをプレゼントした。

Ako Suzuki
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