テイラー・スウィフト、ついに政治に言及

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これまで政治に関する発言を控えてきたテイラー・スウィフトが、初めて、選挙でどの候補者を支援しているか表明した。

◆テイラー・スウィフトからのメッセージ

テイラーは、1億1,200万人のフォロワーを持つインスタグラムに長文のメッセージを投稿し、「以前は、自分の政治的意見を公けにするのは気がすすまなかったけど、この2年で私の人生や世界で起こった出来事により、いまはとても違う想いを抱いている」と、その心境の変化を綴った。

「私はこれまでも、そしてこの先もずっと、どの候補者が人権を擁護し、そのために闘うかに基づいて投票する。私は、この国では私達誰もに価値があると信じてる。私はLGBTQの権利に対する闘いに信念を持ち、性的指向やジェンダーによる差別はどんな形であれ間違っていると思う。この国でまだ見られる人種差別は恐ろしいもので、不快で、根深い」

そして、地元テネシー州で11月6日に開かれる中間選挙では、同性婚や男女同一賃金、女性に対する暴力防止法の再授権法案などに反対してきたMarsha Blackburn(共和党)を支援することはできないと、上院は民主党のPhil Bredesen、下院は同じく民主党のJim Cooperに一票を投じると明かした。

また、「お願いだから、自分の州の候補者たちに対しての知識を深め、誰が自分の価値観に近いかいに基づき、投票して。あらゆる事柄において100%賛同できる候補者や政党を見つけることはできないかもしれない。でも、私達は投票しなくてはいけない」と、呼びかけた。



音楽だけでなく思想の面でも多大な影響力を持つテイラーだけに、この発言には注目が集まっている。

これを知ったドナルド・トランプ米大統領(共和党)は、「テイラー・スウィフトが彼女(Marsha Blackburn)のことを何も知らないのは確かだ。私はいま、テイラーの音楽を25%くらい好きじゃなくなったと言っておこう」と、コメントしたという。

Ako Suzuki
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