【連載】Re:plyのマジレス!Re:6 / 『WEIGH ANCHOR』全曲紹介
07.SHINKARON
Music:sachi&koyomi
【Vo.koyomi】
今までにない速さと展開。ギター&キーボードのソロと、各パートにフィーチャーする部分もあってライブでも盛り上がる曲になっていると思います。
前作『RE:VOCALOID』を経て“ボカロ”をテーマにsachiが曲を書き、僕が歌詞を書きました。
ヒトが生まれてから現在に至るまで。その進化のストーリーと、ヒトの見えない感情やその裏返しの天の邪鬼をシニカルかつシリアスに描きました。
目にもとまらぬ速さで駆け抜ける楽器とボーカル。そのスピード感も楽しんで聴いてください!
【Mani.8810】
どのパートもアクセル全開超ハイスピードアクションです(笑)Ba.さっくんのセンスが爆発ドッカン!!!ライブで一緒に息を切らそう!
【Gt.あべち】
全ての楽器をフィーチャーした個性のぶつかり合い!それが見事に調和した曲ではないでしょうかね!
ギターもいちいちテクニカルで細かいこと弾いてます!笑
ギターソロからのキーボードソロは必聴ですね!
【ba.sachi】
デモ作りながら、みんなに苦しんでもらおって思って楽しくなって色んな展開、キメを組み込んでみました笑
そして作った後に気付きました
自分もこれ弾くの大変だなと…笑
gt&keyソロは必聴
他にも全員こだわり抜いた細かいアレンジ
全パートじっくり聴いてみてね!
【Key.taiga】
歌や楽器のどこを切り取ってもカッコいいを目指して作り上げてたら、かつてないボス楽曲になりました。
ブレイクダウンの間奏やキーボードソロを作っている時は死ぬかと思いました。
常にみんなが攻めに攻めてるので、是非それぞれのパートに注目して聴いてほしいです。
【Dr.闥也】
作曲したさっくんを恨むほどのハイスピード、テクニック、展開(涙)
まさにラスボスレベルのテクニカルロックチューン。
RE:VOCALOIDで培ったボーカロイド感をふんだんに盛り込みましたね。
koyomiの韻を踏んだ歌詞がイカしてます!
歌詞を書く人間として、彼はすごい歌詞を書くなぁとその才能にビックリします。
各ソロがフィーチャーされており、全パート攻めの中の攻め攻めでとにかくカッコいい!!
※プレイヤーの方は是非各パートコピーしてみてね!!
08.砂の時計
Music:sachi&koyomi
【Vo.koyomi】
たぶん、アルバムの中で最も時間をかけた曲です。
もともとのラウドロックなサウンドに、Re:plyらしさや聴きやすさを取り入れたくて試行錯誤を繰り返しました。
かなりの数のメロディーを作っては没にしての繰り返し…期限ぎりぎりまで粘りました。
そしてラウドなロックサウンドの中でも、キャッチーに響くメロディーに辿り着きました。
歌詞については、もう戻らない時の流れを、割れた砂時計と重ねて書いています。
今まで生きてきた中で「どうしたってもう戻らないもの」「どうしたって見つからないもの」そういうものがいくつもありました。
今は時の彼方へと過ぎ去ってしまったまま、もう永遠に触れることのないそれらを思い出して書きました。
【Mani.8810】
【Gt.あべち】
雰囲気があるミディアムテンポのロックバラードって感じでしょうかね!
ちなみに今回のアルバムの中で1番ギターむずいっす、、笑
ただ、もしかしたら弾いてて1番楽しいかも笑
イントロのギターフレーズなどは耳に残りやすく、楽曲の雰囲気作りに一役買ってるかなと!
【ba.sachi】
少しの和、emoテイストを入れたロック
自分の人間性、音楽性のそのままぶつけてみました!
聴いて感じてみてください。
【Key.taiga】
曲の随所にさっくんの世界観で溢れていて好きです。
キーボードは、歌詞の切なさを汲みつつ儚いピアノを入れたり琴や尺八を入れて、少し「和ロック」のニュアンスを出しました。
他にも色んな音が入っているので耳を澄ませて、曲の世界観に没頭してもらいたいです。
【Dr.闥也】
こちらもBa.さっくん作曲×こよみん作詞。
さっくん節爆裂の世界観にこよみんの儚いテーマと、アグレッシブかつオリエンタルなバックサウンドアプローチがベストバランスで融合した楽曲。
こういう曲は個人的に聴いているジャンルでもあるので、感情移入しやすくて好きです。
ダークな世界観へどっぷり浸りましょう。
09.dateline
Music:Re:ply
【Vo.koyomi】
僕達は今が何処なのか分からなくても、それぞれがそれぞれの明日へと向かって進んで行きます。必ず。
その日々の中できっと何かを見つけて、それぞれの目指す明日へ日付変更線を超えて行きます。
どんな夜も一緒に超えて行こう。そんな願いを込めて書いた曲です。
Re:ply史上、最も高音のメロディーがある楽曲です。
こちらも「Fight till the end」同様に、アルバム収録の音源は過去音源とは異なりよりパワーアップしたサウンドに仕上がっています。
【Mani.8810】
【Gt.あべち】
今回、アルバムver.でギターも弾き直してて、ちょいちょいフレーズもクオリティ上げて変わってたりしてますね!
お気づき頂けたでしょうか?笑
【ba.sachi】
FTTE同様再rec
パワーアップして帰ってきました!
思い入れのある一曲!
初めてこのアルバムで聴く人もよろしく!
【Key.taiga】
このアルバムで再録されたのですが、改めて聴きかえすと当時出会ったばかりの僕らの事や色んな情景が鮮明に蘇ってくるし、感慨深いです。
当時のRe:plyと今のRe:ply。
変わった所、変わってない所。
それがたくさん詰め込まれているので、是非じっくり聴いてみてください。
【Dr.闥也】
ここから始まったんだと思うと、何度聴いても涙が零れそうになります。
ドラムも初心に返ってフレーズを一から練り直してからしっかり再録し、華やかさと煌びやかさに拍車をかけました。
シングルVer.との絶妙な違いもお楽しみくださいね。
10.Illusion
【Vo.koyomi】
本物だと思っていた言葉も、約束も、その時に見つけた希望も…世界そのものが全てニセモノで、ただの幻だった。
その真実を知ってしまった時の絶望を曲にしました。
本当に苦しかった時、誰も助けてはくれませんでした。
あの日の苦しみを詩に曲に叫びに、込めました。
【Mani.8810】
【Gt.あべち】
イントロからどえらい雰囲気があって終始この楽曲の世界観に浸れると思います!
ギターも荒々しく時に繊細に、この楽曲の世界観を全開で出せるような弾き方やフレーズを入れてます!
【ba.sachi】
シンセの作り込まれた壮大さ、各パートのフレーズがうまく噛み合ってるからこそ作り上げられた雰囲気
ぜひこの世界観に浸ってみてください!
【Key.taiga】
メロディーと歌詞の切なさに応えられるような、寄り添えるような音を出したいと思い、ピアノのレコーディングではフレーズ等はあまり決めずに無心で挑みました。
曲を彩る役割のバイオリンやチェロにも特にこだわったので、是非注目してください。
【Dr.闥也】
彼が何を想い、どんな気持ちで書いたのか考えずにはいられません。感情の表現が恐いくらいに伝わってくる楽曲。
大我がこだわった、艶やかなサビのストリングスにも注目してほしいです。
ドラムも感情のままに叩ききりました。
アルバム中1番壮大でエモーショナルなチューン。鳥肌ものです。
11.君のいない街
【Vo.koyomi】
“君”という二人称は大切な人だったり、夢や憧れを持って生きていたいつかの自分だったり、ずっと大切にしていたはずの何か、だったり。
それはきっと聞き手の心によって変わります。
今まで生きてきてずっとバンドをやってきて、アルバム最後のこの曲に込めた想いは、サビの歌詞にある『いつか命が終わる時まで一度でも多く笑って君と見たこの世界いつまでも忘れないよ』で表せます。
日々色んな事が起こるこの世界で、ステージから見える皆の笑顔を見ていつも、そう思います。
【Mani.8810】
【Gt.あべち】
今回のアルバムで唯一エレキギターを使わず、アコースティックギターのみで弾ききった曲です!
キーボードに上手く絡み合うようなギターフレーズにしてお互いを活かしあってるかなと思います!
【ba.sachi】
key&アコギの噛み合いがかなりこの楽曲の雰囲気を際立たせてると思います!
このアルバムを締めくくるバラードチューン
【Key.taiga】
歌詞からもメロディーからもこよみんらしさがいっぱい。
この曲はピアノとストリングス等を担当した
んですけど、歌詞のテーマを音で表現するのに何日も試行錯誤を繰り返しました。
切なさと儚さ、そして希望を詰め込んだので、こよみんの言葉とともに感じてくれたら幸いです。
【Dr.闥也】
受け取り手次第で色んな捉え方ができる歌詞で、色んな経験を乗り越えている彼だからこそ書ける内容だと思います。
ドラムに関してはアルバムの中で1番静かで、しっとりした深いグルーヴを意識しレコーディングに取り組みました。
手数も究極にシンプルに抑えています。僅かな希望を感じるR&B調バラード。
【Vo.koyomi】
この11曲が収録されたアルバム『WEIGH ANCHOR』を携えて、僕等は全国ツアーに出ます!
そしてそれぞれが成長、進化して、また出発の“東京”に戻ってきます!!
ライブハウスで皆さんに会えることを楽しみにしています!
【Mani.8810】
今のRe:plyの100%をこの11曲達に注ぎ込みました!初のオリジナルフルアルバム「WEIGH ANCHOR」。この作品を聴き終わった時にはRe:plyから抜け出せなくなっていることでしょう!すでにそうですってみんなはありがとう!ツアーで進化していく新曲達にも注目しといてね〜!!!
【Gt.あべち】
ばばばっとギターの話も入れつつ各曲の感じが少しでも伝わればこれ幸いです!
本当にメンバーみんながそれぞれの曲に魂を注ぎ込んで、今しか出せない音や歌詞を紡いでそれぞれの楽曲になってます!
この「WEIGH ANCHOR」が今後、君たちの人生のお供になれば嬉しい限りです!
【ba.sachi】
今のメンバーで出来る最高の一枚に仕上がったと思います!
みんなのコメントを読んでからアルバムを聴いてもらったら、また違った視点で聴けると思うしいろんな発見をしてもらえるんじゃないかな!
ぜひこのアルバム楽しんでください!
そしてライブに聴きに来てください!
待ってる!!
みんなでライブハウスで遊ぼうぜー!!
【Key.taiga】
全11曲、僕らの音楽が詰まった「WEIGH ANCHOR」
キーボードの僕ならではの視点から1曲ずつお話させてもらいました。
長くなってごめんね。
そしてこれから僕らは、この楽曲達で壮大な冒険をします。
もっともっとみんなにRe:plyしていきます。
是非ライブ会場に会いに来てくださいね。
【Dr.闥也】
Re:ply1stオリジナルフルアルバム「WEIGH ANCHOR」
全11曲をレビューしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
この作品を通してRe:plyの各メンバーのポテンシャルや新たな個性が発見できたことを非常に嬉しく思います。
期待を裏切らないアイデアや、予想外の曲展開など。
今までバンドを沢山やってきましたが、こんなに全曲納得して最高だと思えるアルバムはなかなか出来ません。
しかしながら、アルバムや楽曲はどれだけの完成度を持っていても作るだけでは完成はしないと思っています。
みなさんの手元に届いて歌詞カードを見て聴いて、何かを感じてもらう。
そこで初めて完成に近づくものだと考えます。
自分達のオリジナリティを詰め込んだアルバムを手にとって聴いて何かを感じていただくことは、僕たち音楽家・表現者にとってすごく価値があります。
賛否両論、どんな時代でもその価値だけは変わらないものだと信じています。
僕たちの新たな冒険に相応しい曲、歌詞、音質、アレンジ、タイトル、テーマ、ボリューム。楽曲を左右する全てが妥協点ゼロの渾身作。
錨を挙げ、共に未来へ行きましょう。
全員が全曲について書いているので、すごく長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます!嬉しいです!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!!
ばーい(●´ω`●)ノシ
1st Full Album『WEIGH ANCHOR』
2018年10月7日(日)ツアー会場先行発売
Re:ply RECORDS REPLY-2 / 2,800円(tax out)
1.-reLIFE-
2.決意の旗
3.Remember
4.The Loud Noise
5.Dizzy Dance
6.Fight till the end
7.SHINKARON
8.砂の時計
9.dateline
10.Illusion
11.君のいない街
<Re:ply LIVE TOUR 2018「WEIGH ANCHOR」>
10月7日(日)東京・SPACE ODD(※ワンマン)
10月20日(土)大分・club SPOT(※ワンマン)
11月4日(日)福島・郡山 CLUB #9(※対バンあり)
11月5日(月)宮城・MACANA(※対バンあり)
11月15日(木)新潟・CLUB RIVERST(※対バンあり)
11月24日(土)島根・松江AZTiC canova(※対バンあり)
12月8日(土)兵庫・尼崎Scope(※ワンマン)
12月29日(土)東京・SPACE ODD(※ワンマン)
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