【インタビュー】岩佐美咲、『DAM CHANNEL演歌』の二代目MCに就任

■歌手の方の人柄とかをトークで見たり聞いたりして
■「歌いたい！」って思ってもらえたら素敵だなって思います

――7枚目のシングル「佐渡の鬼太鼓」が今年2月に発売されましたが、改めてどんな曲か教えてもらえますか？

岩佐：今回の曲は、新潟県の佐渡が歌の舞台になっていて、「佐渡の鬼太鼓」と書いて「さどのおんでこ」と読みます。鬼太鼓という佐渡の伝統芸能があるんですけど、その鬼太鼓の力強い音色と、女性の強く一途な「惚れた男を女が守る」という気持ちを重ね合わせて歌った一曲になっています。

――MVも佐渡で撮影されたものなんですか。

岩佐：そうです。フェリーに乗って佐渡島に行って撮影してきました。佐渡の地元の方に一番応援していただきたいので、キャンペーンもやらせていただきました。（※9月29日30日「佐渡の鬼太鼓(特別盤)」リリース記念　佐渡汽船 船内イベント開催）

――佐渡の印象はいかがでしたか？

岩佐：お魚がすごく美味しくて。やっぱり、食べ物が美味しいイメージですね。結構、観光できるところも多いので、旅行でも行きたいなと思いました。

――佐渡金山とか、有名ですもんね。

岩佐：そうなんですよ。「佐渡の鬼太鼓」のジャケットは、佐渡金山の前で撮影したんです。


――通常盤CDでは梅沢富美男さんの大ヒット曲「夢芝居」をカバーしていますね。

岩佐：2017年に新歌舞伎座の梅沢富美男さんの公演に出させていただいたご縁もあって、カバーをさせていただいています。今年も8月から9月にかけて、梅沢さんの明治座での公演に出演させていただいて、事後報告になっちゃったんですけど、「「夢芝居」をカバーさせていただいています」ってご挨拶しました。そうしたら、「ああ、どうもありがとうございます」っておっしゃっていただいて。すごく丁寧で優しい方なんですよ。

――そうなんですね。テレビではコワモテっぽい感じで出ていらっしゃいますけど。

岩佐：そうですね。私も、テレビの中の印象しか知らなかったんですけど、実際にお会いしたら本当に優しい方で。演技に関しても一から細かく教えてくださいました。

――そして、初回生産限定盤には倍賞千恵子さんの「下町の太陽」が収録されています。

岩佐：事務所の先輩の、水森かおりさんが、「美咲ちゃん、この曲合うと思うよ」ってアドバイスしてくださったんです。それでキャンペーンで歌わせていただいたら、ファンのみなさんの反応もすごく良くて、今回収録させてもらいました。

――もう1曲、通常盤には「空港」も入ってますね。これはテレサ・テンさんの曲ですね。

岩佐：テレサ・テンさんの曲は色々とカバーさせていただいていて。2枚アルバムを出させていただいてるんですけど、そのうちの1枚にはテレサ・テンさんの曲が2曲入っていたりするくらい好きで、今回「空港」をカバーしました。

――カバー曲については、どんな曲がご自分に合うかとか、調べたりもするんですか？

岩佐：調べたりもしますし、あとはスタッフさんに「この曲良いと思うよ」って教わった曲の中から色々聴いて、歌いたい曲を決めたりします。

――それでカラオケに行って、練習をする？

岩佐：そうです。欠かせませんね、カラオケの練習は(笑)。

――岩佐さんのオリジナル曲をカラオケで上手に歌うコツがあればアドバイスをお願いします。

岩佐：「佐渡の鬼太鼓」は、Aメロ、Bメロの入りのキーがちょっと低いと思うんですけど、そこを力まずに語るように歌っていただいて、サビは“佐渡の～”って、声を張って歌っていただければなと思います。それと、ところどころリズムが大事になってくるところもあるので、そういうところはカラオケを良く聴きながら、テンポに合わせてノリノリになっていただければと思います。

――「佐渡の鬼太鼓」を歌いカラオケに行って、『DAM CHANNEL演歌』を見るというのが一番良いですよね。

岩佐：それです！それが完璧な流れですね。

――二代目MCとして、『DAM CHANNEL演歌』をどんな番組していきたいですか？

岩佐：カラオケに行って、「もう時間だけど、気になって帰れないから延長しよう」みたいな番組にしたいです。歌手の方の人柄とかをトークで見たり聞いたりして、「あ、歌いたい！」って思ってもらえるきっかけになれば、すごく素敵だなって思いますので、みなさんのお話を精一杯引き出せるようになりたいです。

――2018年もあと3か月くらいですが、今年から来年にかけては、どんな活動を予定していますか？

岩佐：2019年の3月に、先輩の水森かおりさんの舞台に出演させていただく予定ですので、ぜひ、観に来ていただけたらと思います。よろしくお願いします。

取材・文●岡本貴之



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