【インタビュー】スパガ、新体制初シングル完成「1人ひとりを見てもらえるチャンス」

■女の子の伝えたいけど伝えられない
■ちょっと甘酸っぱく、もどかしい夏の恋の歌です

――SUPER☆GiRLSは新たに9人編成になりましたが、人数が減ったことで逆に意識することって、ありますか？

渡邉幸愛：SUPER☆GiRLS史上で一番少ない人数なので、逆に1人ひとりを見てもらえるチャンスだと思っています。今回のミュージックビデオでもそうなんですけど、全員が前面に出ているから、スパガのことをもっと知ってもらえるのかなって。

内村莉彩：私は2期生なのでちょうど真ん中の世代になるんですが、先輩を支えつつ後輩にも手を差し伸べていかなきゃいけない立場になったんだなと思っています。そこは意識しながらどうやったらグループが円滑に回っていくかなっていうのは常に考えていますね。

――では、みなさんのここはほかの誰にも負けないという部分を教えてください。

溝手るか：誰にも負けないって自信を持つことって、すごく難しいなって思うんですけど、私は歌うのがすごく大好きで、今、9年目なんですけど結成当初からずっと心がけてることがあって。ステージに立つときは、自分がどのアイドルよりも一番だって歌うんですが、ステージから降りたら自分が一番下手だと思って練習を頑張るっていうのを続けていて。それが自分の力になってるのかなって思います。

渡邉幸愛：私はアイドルを小学3年生のときからやっていて、ちょうど13年目になるんです。だから、ずっと続けてきた信念というか、気持ちの部分かな。継続は自信にも変わるし、本当に頑張ってきたってことだけを心にしまってステージに立っているから、そこは負けないように頑張ろうって思ってます……でも、この質問難しいですね（笑）。

――渡邉ひかるさんは、ラーメン好きなところは誰にも負けなさそうですけど（笑）。

渡邉ひかる：私のファンの方って、学生さんよりは社会人の方が多くて。なのでラーメンとかお酒とかが共通の話題なんです。私、インスタもやってて……。

――見ましたよ。ほぼというか全部ラーメンですね。

渡邉ひかる：なので、わざわざ東京にライブのたびに来てくださる方のなかには、私のインスタを見て、ラーメン行ってからライブっていうのがルーティンになってる方もいて。なので、なるべく新しいラーメン情報のアンテナを張っています。

――最後に「ばぶりんスカッシュ！」の聴きどころを教えてください。

溝手るか：タイトルからして“どんな曲だろう？”って思う人も多いと思うんですが、もともと“バブル・イン・ザ・スカッシュ”って歌詞を歌うと“ばぶりんスカッシュ！”って聴こえるのが曲名の由来です。女の子の伝えたいけど伝えられない恋心を歌っていて、それがスカッシュ＝弾けるっていう、ちょっと甘酸っぱいようなもどかしいような、そんな夏の恋の歌になっています。なので、ぜひみなさんに聴いていただきたいと思っています。

■＜六本木アイドルフェスティバル2018＞ライブ写真










取材・文：伊藤大輔
人物撮影：鳥居洋介
ライブ撮影：BARKS編集部