ナイル・ロジャース、アビー・ロード・スタジオのクリエイティブ・アドバイザーに就任
英国ロンドンにある世界で最も有名なレコーディング・スタジオの1つ、アビー・ロード・スタジオは、3月23日、ナイル・ロジャースが特別に設けられた役職、チーフ・クリエイティブ・アドバイザーに就任したことを発表した。スタジオのグローバル・アンバサダーとしても従事する。
◆ナイル・ロジャース画像、動画
ナイルは、「ザ・ビートルズの“I Want To Hold Your Hand”を初めて聴いたときから、アビー・ロードを夢みていた。カーネギー・ホールではなく、アビー・ロードへ行きたかったんだ!」「そのチーフ・クリエイティブ・アドバイザーになるなんて、こんな大きな責任を感じたのは初めてだ。僕を信頼してくれたアビー・ロード・チーム、そして、祝福してくれたサー・ポール(・マッカートニー)に感謝したい」と、コメント。
スタジオ側は、「ナイル・ロジャースと協力し、アビー・ロードの歴史や素晴らしさを世界中のアーティスト達に広めていくことができると同時に、さらなるオーディオ・テック・イノヴェーションを推進するにあたり、彼の経験やクリエイティブ・ヴィジョンの恩恵が受けられることにワクワクしています」と、話している。
ナイルは昨年末、「2018年素晴らしいことが起きる」と話していたが、これがその1つだったという。
自身も癌との闘病を経験したナイルは先週(3月21日)、ザ・フーのロジャー・ダルトリーが若者の癌患者を支援し、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開いたチャリティー・コンサート<Teenage Cancer Trust>に出演。「@AbbeyRoad @RoyalAlbertHall @TeenageCancer、素晴らしいアーティスト&人々へ、心の底から感謝する」とツイートした。
Ako Suzuki
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