【ライブレポート】HOUND DOG、デビュー38周年「やっぱり俺はステージなんだよな」

HOUND DOGが3月22日、EX THEATER ROPPONGIにて＜HOUND DOG 2018「It’s Showtime ~One night special>を開催した。春先に行われる公演としては3年連続となる。

◆HOUND DOG 画像

1,000人の観客が駆けつけた会場は熱気に溢れ、“KOHEI”コールを繰り返して主役の登場を待ちわびている。ライブは「ラスト・ヒーロー」から幕を開け、大友の登場に会場のボルテージが一気に上昇した。



その後も「ONLY LOVE」「Ambitious」「BRIDGE」をはじめとする珠玉の名曲達を次々と披露するなど、オーディエンスの熱量が沸点に達してステージと客席との間に距離がない。本編内のMCで大友康平は熱い想いをこう語った。

「バラエティやドラマに呼んでもらうことは増えたけど、やっぱり俺はここ(ステージ)なんだよな。昨日でデビューしてから38年、いろんなことがあって、後悔することや悔しいことがあった。いろんなことがあったから、痛みも苦しみも悲しみもある。でも、それもあって、いま自分たちがここに立っているんだなと思う。過ぎ去った時間は取り返しがつかないけども、これから、明日、明後日、来年とまだまだ未来を変えることができる。自分の可能性を信じて、過去のことは教訓として。でもこの瞬間はすぐ過去になっちゃうから、この過去の瞬間と未来になる瞬間を、こんなにアツい奴らと迎えることが出来て最高だ！」──大友康平


ダブルアンコールでは「ff(フォルティシモ)」を披露。固く握った拳を振り上げてオーディエンスを魅了した。そして最後に「Last Night Last Time」で2時間以上におよんだライブに幕を閉じ、HOUND DOGは38周年へ突入した。

また、同公演は、“本編エンディング曲を予想し、正解者には大友康平サイン入りポスターをプレゼント”という企画も実施。HOUND DOGファンには堪らない一日となったはずだ。


◆HOUND DOG／大友康平 オフィシャルサイト