エルトン・ジョン、ファンの行動に怒りステージから立ち去る

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米ラスベガスで長期公演中のエルトン・ジョンが、木曜日(3月1日)開いた公演でファンの行動に怒り、曲の途中で演奏を放棄し、ステージから立ち去った。

◆エルトン・ジョン画像

エルトンはこの夜、「Saturday Night’s Alright For Fighting」をパフォーマンスする際、数十人のファンをステージに上げた。しかし、そのうちの1人がエルトンのピアノ演奏を邪魔するような行為におよび、エルトン本人やスタッフから注意されたにもかかわらず止めなかったことから、エルトンはステージを降りた。彼がそのファンに向け「ファック・オフ」と口にする姿も見られた。



エルトンはこの出来事に対し、後に声明を発表。こう説明した。「木曜夜ラスベガスで、僕がプレイしている間、ファンの1人がピアノの鍵盤に触り、僕が止めるよう頼んだにもかかわらず、その行為を続けた。彼はその後、前に出てピアノに手を伸ばし、写真を撮ろうとした。完全に演奏の邪魔だ。僕は毎晩、「Saturday Night」をプレイするときファンをステージに上げる。これはいつだって、公演中の素敵なひとときだ。彼らと会い、握手し、彼らに囲まれながらプレイすることができる。彼らはいつだって、僕らが曲をライブでプレイしてる最中だってことにすごく気を遣ってる。この男性は無礼で、混乱を生じさせ、僕らの公演のことは気にもせず、リスペクトもしていない。だから、僕がどう感じたか、彼に知らしめたんだ。彼が連れ出されるまでステージを降りた」



エルトンはその夜、パフォーマンスを再開したが、『Entertainment Weekly』によると、「ステージに上げるのはもうなしだ。めちゃくちゃにされた」と話したという。

Ako Suzuki
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