マイク・ポートノイ「ラーズ・ウルリッヒは俺のヒーロー。ドラムの腕前は関係ない」
メタリカのラーズ・ウルリッヒのドラムの技能を揶揄する声が一部で上がっているようだが、マイク・ポートノイは「バンドで一番重要なメンバーになるのに、偉大なドラマーである必要はない」と、ラーズを擁護した。
◆マイク・ポートノイ インタビュー動画
ポートノイは、『The Void with Christina』のインタビューでこう語った。「彼は僕のヒーローの1人だ。俺は最後まで彼を援護するよ。バンドで最も重要な人物になるのに、偉大なドラマーである必要はないんだ。俺は、このことを彼から学んだ」
「第一に、俺は彼のドラムを愛してる。でも、俺が思うに、重要人物・イコール・素晴らしいドラマーである必要はない。俺のヒーローはラーズやピーター・クリス、リンゴ・スターらだ。彼らはいろんな面で心強い。彼らはそれぞれのバンドですごく重要な存在だ。ラーズはもちろん、(メタリカの)リーダーだ。彼は俺にリーダーの本質ってものを示してくれた。そして、リンゴとピーター・クリスは、バンドの絆って面においてすごく重要な存在だった」
「俺自身はドラムの技能で有名になったかもしれないが、ドリーム・シアターでの俺の役割の特質や重要性は、ドラマーの範囲をはるかに超えていた。俺はセットリストを作り、ファン・クラブやマーチャンダイズのやり取りをし、ビデオを監督しアルバムをプロデュースしてた」
ポートノイは2年ほど前にも、ラーズを揶揄する声に、彼のバンドへの貢献はドラム以上のものがあると反論していた。
Ako Suzuki
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