【イベントレポート】ゴールデンボンバー、黄金タイツで「カンフー！」

ゴールデンボンバーが11月21日（火）、映画『カンフー・ヨガ』のPRイベント＜ゴールデン・パフォーマンス・ショー＞に登場した。

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『カンフー・ヨガ』は、“黄金に輝く伝説の秘宝”をめぐる壮大なアクション・アドベンチャー映画。主演にジャッキーチェン、監督にはジャッキー・チェンが最も信頼を置くスタンリー・トンを迎えて制作された。劇中にはカンフーとヨガがコラボレーションした派手なアクションや、ドバイの王室から提供された高級車を使ってのカーチェイス、歌って踊るインド映画の要素などあらゆるエンターテインメントが詰め込まれ、お正月にぴったりのハチャメチャかつハイテンションな作品に仕上がっている。

この映画のキーである“黄金に輝く伝説の秘宝”にかけ、“日本で最も金が似合うアーティスト”として今回、PRの場に登壇することになったゴールデンボンバー。メンバーは全員カンフーとヨガが融合した映画の世界観に合わせた衣装で、抽選で選ばれた約100名のファンクラブ会員が集まる会場に登場した。ゴールデンボンバーは過去に「成龙很酷」（2012年『ゴールデン・アルバム』に収録）というジャッキー・チェンをイメージした楽曲を制作しており、今回着用した鬼龍院 翔（Vo-karu）と歌広場 淳（Be-su）の衣装も、この楽曲のミュージックビデオで使用した衣装とのこと。ちなみに喜矢武 豊（Gita-）と樽美酒 研二（Doramu）は“インドショップ”で購入したというインドの民族衣装を身につけていた。



ジャッキー・チェンのファンだという鬼龍院 翔は「ジャッキーさんがめちゃくちゃ動くんですよね。そこが嬉しいしジャッキー映画らしさが感じられる。」と興奮気味に映画の感想を述べる。歌広場 淳も「ワイルドなスピードのカーチェイスがあったり、ジョーンズでインディな遺跡のシーンがあったりと、エンターテインメントのいいところだけをもってきたらこうなるんだなと。」と映画を評価。特にライオンが出てくるシーンには注目とのこと。ヴィジュアル系エアーバンドという独自の活動を続けるゴールデンボンバーのメンバーたちから見ても、本作はエンターテインメント性たっぷりの魅力的な作品になっているようだ。

「この映画をより楽しむためには？」という質問に喜矢武 豊は「なりきることが大事だと思うんですよ。映画館に行く際はインドショップでぜひこの衣装を。」、歌広場 淳も「ヨガマットを持ち込んで、ちょっと浮いてみたりね。」とゴールデンボンバー節のジョークも全開。「友達と一緒に行くのがいいかな！」と“普通のこと”を述べて総ツッコミを受ける樽美酒 研二が大ぶりなポーズをとった際にうっかりズボンを破いてしまうなど、ハチャメチャな映画にぴったりのPRイベントになった。


そして一度着替えてステージに再登場したメンバーは、なんと金色の全身タイツ姿。この姿で、映画の大ヒットを祈願して人文字で“カンフー”の4文字を作るという。鬼龍院 翔は「カ」、喜矢武 豊は「ン」、歌広場 淳は「フ」、樽美酒 研二は「ー」の文字を担当するのだが、樽美酒 研二の前にはポールが置かれているのみ。なんと、樽美酒 研二は日頃鍛えている腕の筋肉を使って、鯉のぼりのように「ー」の字を作るのだ。




「このためにトレーニングを続けてきた。」という樽美酒 研二の声にファンの期待も高まるが、失敗。即座に「ごめん、俺、できなかったわ。」と謝る樽美酒 研二は、脚に背景と同じ黒いタイツを着用して片足で立つことでなんとか「ー」の字を完成させた。最後はファンも「ヨーガー！」と叫び、『カンフー・ヨガ』という言葉を通してゴールデンボンバーとファンが一体となった。

こうして“インスタ映え”も抜群の人文字を完成させ『カンフー・ヨガ』をPRしたゴールデンボンバーより、最後に鬼龍院 翔が「『カンフー・ヨガ』という映画が始まることを少しでも知ってもらえたら、身体を張った甲斐がある。絶対損しない映画になっているので、お友達をお誘いの上、楽しんでいただけたらと思います。」と述べてイベントが終了した。映画『カンフー・ヨガ』は、12月22日より公開。