【レポート】45歳のオールドルーキー“一之森大湖”が初ステージで金爆とデュエット、歌謡界の新星はDAIGOプロデュース

45歳のオールドルーキー“一之森大湖”が4月10日、両A面シングル 「一之森大湖です / 戻っておくれ(仮)」をリリースすることが発表となった。突如現れた歌謡界の新星のCDデビューだ。

◆一之森大湖 (いちのもりだいご) 画像

表舞台への初登場は1月16日および17日の2日間、国立代々木競技場 第一体育館にて開催された＜OTOKOMAEフェス＞だ。俳優、声優、ロックバンド、アーティストなど様々なジャンルで日本を牽引する“オトコマエ”たちが一堂に集結したイベント＜OTOKOMAEフェス＞だった。

イベント2日目のトリを務めるはずのDAIGOが、出番直前にまさかの出演キャンセル。「自分よりも男前が見つかった」と告げるDAIGOのムービーが流れると、ステージに現れたのは、おおよそ令和の現代に似つかわしくない全身アメジストカラーのスパンコールを身に纏った、一之森大湖だ。


DAIGOの面影を感じさせるものの、聞けば、プロを目指して歌手活動を続けるも、鳴かず飛ばずで燻っていたところに、偶然DAIGOと出会いがあったという。今回のイベント出演もプロデューサーDAIGO直々の指令のもと急遽決定したようだ。

＜OTOKOMAEフェス＞のステージではまず、自身の名を冠した楽曲「一之森大湖です」を初披露。MCでは、改めて自己紹介が行われたほか、今回のイベント出演はプロデューサーDAIGOから「一之森で行こう！」との命を受けたこと、4月10日にデビューが決まったことも発表となった。

また、自身のプライベートな境遇を明かす場面も。妻である“一之森景子”が昨年家出をしたそうで、妻を探しながら、ファンや妻のために精一杯歌っていきたいという。その想いが伝えられると、会場からは「がんばれ～！」という温かい声援や拍手が沸き上がった。


「次の曲は、ゴールデンボンバーの皆さんと歌唱したい」── 一之森大湖

このライブコールの後に、ステージに姿を現したのは、出番を終えたばかりのゴールデンボンバーのメンバー4名だ。一之森大湖に負けじと全身スパンコールの派手な衣装でステージに登場した。一之森からアドバイスを求められた鬼龍院は、戸惑いながらも先輩アーティストとして、本日ステージデビューを果たした新人アーティストへのアドバイスを伝えた。

「努力は報われるので、一緒にがんばっていきましょう！」──鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)


その後、喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二の3名をコーラス隊に従え、内山田洋とクール・ファイブの名曲「東京砂漠」のカバーが、鬼龍院翔と一之森大湖のデュエットで披露された。

これら2曲を歌い終えた一之森大湖に、場内からアンコールを求める声が自然発生し、ラストはゴールデンボンバーのメンバー4名と共に改めて楽曲「一之森大湖です」を披露。温かい空気に包まれながら、一之森大湖のデビューステージが幕を閉じた。


なお、デビュー作「一之森大湖です / 戻っておくれ(仮)」は、一之森大湖のために新設された B ZONE傘下の新レーベル『D5 RECORDS』(ディーファイブレコーズ)より4月10日にリリースされる予定だ。

楽曲「一之森大湖です」は、一之森本人が作詞作曲を担当。“長年連れ添った妻の行方を探す旅に出ている”という歌詞の世界感は、令和の時代に哀愁を漂わせるもの。“♪一之森大湖です～”と連呼するサビパートが秀逸な直球の自己紹介ソングだ。

一方の楽曲「戻っておくれ(仮)」は、2023年にグラミー賞(最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞)を受賞した宅見将典の作曲によるもの。 古き良き日本の歌謡音楽にグラミーテイストが融合した“NEW 歌謡ソング”は、こちらも歌詞を一之森自身が担当している。

一之森大湖は全国プロモーションをしながら、彼の元を去った妻を探すべく活動していくという。