ジャズ史上最悪の悲劇に迫る映画『私が殺したリー・モーガン』予告編公開
リー・モーガンのドキュメンタリー映画『私が殺したリー・モーガン』(12月16日(土)よりアップリンク渋谷ほかにて公開)の予告編が公開された。
◆映画『私が殺したリー・モーガン』予告編
今回の予告編は、1972年2月19日深夜のマンハッタンのジャズ・クラブ「スラッグス」で起きた“ジャズ史上最悪の悲劇”の真相に迫るものだ。非常に貴重なリー・モーガン生前のライブ映像を多数収録し、ジミー・メリット、ウェイン・ショーター等豪華ミュージシャンの証言などジャズ・ファンも唸る出演陣をドラマティックにサスペンスフルに描いた予告編となっている。
18歳で名門ブルー・ノート・レコードからデビューし、ほとばしる才能でスターダムを駆け上がった天才サックス奏者リー・モーガンと、ドラッグに溺れたモーガンを救い出したひと回り歳上の女性ヘレン。ふたりは自他ともに認めるパートナーだったが、その関係を崩壊させる新恋人が登場し、凶行が……33歳の天才トランぺッターの途はなぜ閉ざされたのか? 同映画では、リーとヘレンをとりまく周囲の人間模様をはじめ、今なお深く傷を遺す悲劇の真相とそこに秘められた愛に迫る。
映画『私が殺したリー・モーガン』
出演:リー・モーガン/ヘレン・モーガン
ビリー・ハーパー(サックス奏者)/ジミー・メリット(ベーシスト)/ベニー・モウピン(サックス、フルート奏者)/ウェイン・ショーター(サックス奏者)/ポール・ウエスト(ベーシスト)/チャーリー・パーシップ(ドラマー)/アル・ハリソン(ヘレンの息子)/リナ・シャーロッド(リーのガールフレンド)/ジェリー・シュルツ(スラッグスのオーナー)/ジュディス・ジョンソン(リーのガールフレンド) ほか
劇中曲:テーマ曲「サーチ・フォー・ザ・ニュー・ランド」 from 『Search for the New Land』 (BLUE NOTE)
モーニン/チュニジアの夜/ダット・デア/ヘレンの儀式/トム・キャット/ギャザ・ストリップ/アブソリューションズ/アンジェラ ほか
製作:スウェーデン・アメリカ/2016年/モノクロ&カラー/91分/原題:I Called Him MORGAN
日本語字幕:行方均
配給:株式会社ディスクユニオン/ 提供:株式会社タムト
協力:ユニバーサルミュージック合同会社
(c) 2016 Kasper Collin Produktion AB
【劇場情報】
2017年12月16日(土)〜 アップリンク渋谷
2017年12月23日(土)〜 名古屋シネマテーク
ほか随時公開
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