全米アルバム・チャート、フー・ファイターズが1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、フー・ファイターズの9枚目のスタジオ・アルバム『Concrete And Gold』が初登場で1位を獲得した。彼らにとって、前々作『Wasting Light』(2011年)に次ぐ2枚目の全米No.1となった。
◆『Concrete And Gold』画像
1位の数は意外と少ないように思われるかもしれないが、彼らのスタジオ・アルバムは、セルフ・タイトルのデビュー作(1995年最高位23位)を除く8枚全てがトップ10に入り、そのうち4thアルバム『One By One』(2002年)以降6枚連続でトップ3をマークしている。『Concrete And Gold』は、UKでは4枚目の1位を獲得。オーストラリア、アイルランド、ノルウェー、オランダなどのチャートでも初登場1位に輝いた。
2位には、リル・ウージー・ヴァートの『Luv Is Rage 2』が先週の4位から再浮上。先週トップだったカントリー・シンガー、Thomas Rhettの『Life Changes』が3位に後退した。
今週は、フー・ファイターズほか、韓国のボーイズ・グループBTS(防弾少年団)の新EP『Love Yourself: Her』が7位に、カントリー・デュオBig & Richの6枚目『Did It For The Party』が9位に初登場している。K-POPアーティストの作品がBillboard 200のトップ10に入るのは初めて。これまでは、同じくBTSの『Wings』(2016年)の26位が最上位だった。
Ako Suzuki
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