実機の質感に忠実なビンテージシンセコレクション「Vintage Vault 2」登場、Oberheimシンセ収録の「OB Legacy」も同時リリース

ポスト

UVIが誇るプレミアムビンテージシンセコレクション「Vintage Vault」の最新バージョンとして、新たに7製品を加え、15インストゥルメントを収録した「Vintage Vault 2」が登場。あわせて伝説のシンセデザイナーTom Oberheimによるシンセのサウンドを収録したシンセコレクション「OB Legacy」も発売された。

「Vintage Vault 2」は、ドラムマシンコレクション「BeatBox Anthology 2」、CASIO CZのシンセサウンドを収録した「Cameo」、90年代シンセコレクション「Digital Synsations Vol. 2」、世にでることのなかったPOLYMOOGのプロトタイプをベースにした「PX Apollo」、KORG PS-3200をトリビュートした「UVS-3200」、AKAIのアナログシンセAX80のサウンドを収録した「UVX80」、そして、同時発売の「OB Legacyの7製品を加え、15インストゥルメント、3000を超える音色を拡充。合計で20製品、50インストゥルメント、111ドラムマシン、7000を超えるプリセット音色、300,000超のサンプルを持つバンドルセットとなる。個別に購入すると30万円のバリューだ。

価格や量だけでなく、その質と機能も大きな魅力。音質面では実機に忠実な質感が最大の特徴。UVIのこだわりである、世界最高峰と評されるサンプルオシレーターが実機の音色をサンプルとしてありのままに発する。そして、各モデルの魅力やニュアンスや個性を余すことなく伝承するために一つ一つ丹念に仕上げられた音色プリセット、実機の雰囲気を彷彿させつつモダンなパラメータによる機能性と扱いやすさ、統一された操作感もポイント。それでいて、一般的なエミュレーションよりも軽快な動作も魅力の一つだ。

「Vintage Vault 2」は、9月30日までは発売記念価格で提供。UVIストアでは、前バージョンからのアップグレード、前バージョンとバージョン2で新たに追加された製品の両方をすでに所有するユーザー向けの優待アップグレードも提供する。


▲「OB Legacy」はOberheim社時代の製品はもちろん、その後自身が設立したMarion System時代のシンセのサウンドも収録。

同時発売の「OB Legacy」は、「Vintage Vault 2」へのバンドルだけでなく、単品でも購入可能。新たに用意された6つの音源は、現在も活躍するシンセデザイナー、Tom Oberheimの軌跡を伝承する内容。XpanderやMatrix-6、OB-X、OB-12、OB-1、SEM、MSR-2といったシンセの豊かで奥深い味わいのある、実機に忠実なサウンドが楽しめる。うなるベース、クリーミーなリード、肉厚のパッド、モジュレーションの効いたアナログテクスチャーサウンドまで、象徴的な音色を多数用意。さらにUVIならではのレイヤーやモジュレーションなどの機能を駆使して、オリジナルのサウンドを作り出すことも可能だ。


製品情報

◆Vintage Vault 2
発売記念価格:47,520円(税込) / 399ドル/ユーロ ※9月30日まで
通常価格:71,280円
◆OB Legacy
価格:23,760円(税込) / 199ドル/ユーロ
発売日:2017年8月31日

この記事をポスト

この記事の関連情報