【インタビュー】千歌繚乱出演バンド・MEIDARA、「僕らは中身のある音楽をやっている」

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<千歌繚乱vol.13>に出演するバンドへのインタビュー第5回に登場するのは、2017年5月に始動したMEIDARAだ。

MEIDARAは始動を発表した当初、般若の面で顔を隠しシルエットだけが浮かび上がるアーティスト写真とともに「鬼の目」という楽曲を使ったトレーラー映像を公開し話題になった。そこから約3カ月がたち、ミニアルバムの発売やワンマンライブの開催も決定しているなど精力的な活動を行っている。

◆アーティスト写真・試聴映像

※本記事は8月29日(火)に渋谷REXで開催される<千歌繚乱vol.13>において、来場者限定で配布される「千歌繚乱 ARTIST BOOK」掲載のインタビューの一部を事前に公開するもの。「千歌繚乱 ARTIST BOOK」ではメンバーへの一問一答アンケートなど、より深い内容が掲載されている。

   ◆   ◆   ◆

■ラウドとメタルの要素を併せた独自のサウンド
■誰でも歌える、聴ける、歌詞も伝わる

――まずは自己紹介からお願いします。

Yagami(Vo):鬼の角をつけたMEIDARAのボーカリストです。人が内に秘めているものを引っ張り出すような歌を歌います。

ルル(G):美しさと狂喜を兼ね備えたテクニカルトリッキーギタリスト、ルルです。

玲旺(G):僕はルルと逆で、クールにどしっと構えているタイプのギタリストです。

憂(B):スーパーウルトラカリスマベーシスト。

青(Dr):フレッシュさとパワフルさを兼ね備えたツーバスドラマーです。


▲Yagami(Vo)

――おぉ、みなさん自信満々なスタイルですね!

ルル:まだあんまりメディアにも出る機会も少ないので、アピールできる機会には精一杯アピールしてます!

――ではそのノリで、バンドの紹介もお願いします。

Yagami:鬼をモチーフに取り入れているバンドです。ライブでも心の殻に見立てた般若の面を使っていて、殻を剥がそうぜというコンセプトで活動しています。殻を破り、素のままの感情を出す、ということを心がけてます。

――サウンドは?

ルル:般若の面を使っている通り和の要素もあるんですが、それにラウドとメタルの要素を併せた独自のサウンドを作っています。重くて激しめの曲調なんですが、ヴィジュアル系バンドには珍しくシャウトを主体とした曲がなくて、メロディがしっかりしているのがポイントです。誰でも歌える、聴ける、歌詞も伝わる、というスタンスで作っています。


▲ルル(G)

――歌詞のこだわりは?

Yagami:心にダイレクトに響く歌詞、というのがテーマです。できるだけ綺麗すぎる言葉は選ばないようにしています。

――みなさんの音楽のルーツはどこなんでしょうか。

Yagami:僕はvistlipさんが好きで、vistlipさんを聴いて育った感じなんです。

ルル:僕がヴィジュアル系バンドをやるきっかけになったのは、ナイトメアさんです。それ以外聴いてないかもしれません。

玲旺:DELUHIさん、ナイトメアさんが入りでした。

憂:僕はL'Arc〜en〜Cielさん、Janne Da Arcさん、SIDさん、とかのロック寄りのバンドが好きです。

青:DIR EN GREYさんですね。


▲玲旺(G)

――やはりみなさんの中に共通のルーツとしてヴィジュアル系バンドがあるんですね。

Yagami:そうですね、だからバンドやるって決めたときもヴィジュアル系でバンドをする選択肢しかありませんでした。

――なるほど。ちなみに<千歌繚乱vol.13>の翌日に、1stミニアルバム『六道輪廻』をリリースされるご予定とか。

Yagami:はい。仏教に人は六つの世界を生まれ変わり続けていくという教えがあって、それをモチーフにした作品です。曲もその六つの世界にかけて6曲を収録して、生きることと死ぬことについて掘り下げました。

――一曲目の「六道」はどんな曲ですか?

Yagami:このアルバム自体に和の要素を入れたいって思って作った曲です。アルバムの表題曲でもあります。アルバムタイトル通り、六つの道に迷い込むイメージです。

ルル:和を入れたラウド系の曲なんですけど、僕らが一番やりたいと思っていたことを詰め込みました。遊び心とヘビーさ、それにキャッチ―な雰囲気と、MEIDARAのいいとこどりって感じに仕上がりました。


◆インタビュー(2)へ

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