全米アルバム・チャート、ケンドリック・ラマーが再び首位に
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、ケンドリック・ラマーの『DAMN.』が先週の2位から再浮上し、およそ3ヵ月ぶり、4週目のトップに輝いた。
◆ケンドリック・ラマー画像
『DAMN.』はダブル・プラチナを獲得するなど、総売り上げは多大だが、今週はわずか4万7,000ユニットで1位になったそうだ。これは、2014年終わりにCD/ダウンロード・セールス、ストリーミングなどを組み合わせたユニットで計算し始めるようになって以来、トップに輝いたアルバムのウィークリー・セールスとしては2番目に低い数字だという。これまでの最少は、ディズニー・チャンネルのオリジナル映画『Descendants(ディセンダント)』のサウンドトラックで、2015年8月、4万2,000ユニットで1位を獲得した。
2位には、カントリー・シンガーBrett Eldredgeのセルフ・タイトルが付けられた4枚目のスタジオ・アルバムが初登場。3位には、DJキャレドの『Grateful』が先週の4位から1ランク再浮上した。
今週はBrett Eldredgeのほか、ヒット曲を集めたコンピレーション・アルバム『The Now 63』(5位)が新たにトップ10入りしたほか、SZAの『Ctrl』(13位→9位)、Khalidの『American Teen』(11位→10位)が再エントリーしている。
Ako Suzuki