アデル、最後のツアー最終公演をキャンセル
アデルが、「最後になるかもしれない」と表したツアーの最終2公演を、声帯を痛めたため中止した。
◆アデル メッセージ
2016年2月に始まった世界ツアー<Adele Live 2016>は、今週、ロンドン/ウェンブリー・スタジアムでの4公演で終了予定だった。アデルは、6月28、29日はパフォーマンスしたものの、ドクターストップがかかったため、金曜日(30日)深夜、7月1、2日の2公演をキャンセルするとの声明を発表した。
すでに開かれた2公演は「人生で最大で最高の公演だった」が、どちらの夜も声の調子が良くなく、金曜日、いよいよ声が出なくなったため医者に診てもらったところ、声帯が損傷しているのがわかったという。
アデルは、ガッカリさせてしまい申し訳ないと謝罪した。「あなた達の前に立ち、あなた達と一緒にいるために、口パクしようかとさえ考えたけど、そんなこと今までやったことないし、あなた達に対しそれは絶対にできない。それは本当の私じゃないもの。ごめんなさい。ガッカリさせてごめんなさい。愛する人と過ごし、一緒に思い出を作ろうとしていた人達、ごめんなさい。移動に費やした時間とお金を無駄にしてしまい、ごめんなさい」
現時点では、振り替え公演があるかどうかは未定だという。
Ako Suzuki