メタリカ、ニュー・アルバムを作り続ける理由

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ラーズ・ウルリッヒが、メタリカがニュー・アルバムを作り続ける理由やモチベーションについて語った。曲作り自体が楽しいというだけでなく、思わぬ人から思わぬ反応があり、やめられないそうだ。

◆メタリカ画像

ラーズは、シカゴのラジオ局97.9 The Loopのインタビューでこう話した。「“俺らはアーティストだ”とかなんとか下らないことは置いといて、曲を書くのはすごく楽しいんだよ。曲を作ったり、レコーディングするのは凄く楽しい。アルバムを作るのは本当に楽しいんだ」

「俺らはミート&グリートをよくやる。いろんなタイプの人たちに会う。こんなことがあったんだ。3、4日前、テキサスで、そのミート&グリートに1人のキッズが来た。6~8歳より上ってことはなかったな。彼と話してて、“お気に入りの曲はなんだ?”って訊いてみた。「Enter Sandman」かなんかが返ってくると思ってた。そしたら、彼は(最新アルバム『Hardwired... to Self-Destruct』に収録される)「Atlas, Rise!」って言ったんだよ。作り話じゃないぜ。6歳か7歳の子だ。彼は緊張して我を忘れていたわけじゃない。ただ「Atlas, Rise!」って言ったんだ。これこそがアルバムを作る理由だ。スゴイよ。まだこんなことが起きるんだ」

メタリカは1983年にリリースしたデビュー・アルバム『Kill ‘Em All』から最新アルバム『Hardwired... to Self-Destruct』まで10枚のアルバムをリリース。全てのアルバムがプラチナに輝き、5枚目『Metallica』(1991年)から6枚連続で全米1位を獲得している。

Ako Suzuki
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