トム・ヨーク、1997年のグラストンベリー「途中で退場しようかと思った」
1997年のグラストンベリー・フェスティバルでのレディオヘッドの初ヘッドライン・パフォーマンスは、彼らの名演の1つに挙げられるが、トム・ヨークは演奏中、技術面のトラブルにストレスを感じており、途中でステージを降りようかと考えていたそうだ。
◆トム・ヨーク画像
ヨークはBBC ラジオ6 Musicの番組に出演し、こう明かした。「ある時点で、僕はエド(・オブライエン)のとこへ行き、彼の肩を叩き、“僕は降りる、あとでな”って言ったんだ。そうしたら、振り返った彼から “そんなことしたら、多分、一生悔やむよ”って言われた。“一理ある”って思ったよ」
オブライエンの忠告でステージに留まり、最後までパフォーマンスしたヨークは、ラストでオーディエンスに感謝する前、「スピーカー全てが炸裂してた」と話した。しかし、オーディエンスやテレビで視聴していた人達は気にならなかったようで、グラストンベリー・フェスティバルの主催者マイケル・イーヴィスも、グラストンベリー史上トップ5に入るベスト・パフォーマンスだったと評価している。
それから20年、レディオヘッドは今月23日、グラストンベリー・フェスティバルで3度目のヘッドラインを飾る。
Ako Suzuki
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