アンプなしでエフェクトをかけられる「トランスアコースティックギター」にバリエーションモデルが登場

ポスト

アンプを使わずにリバーブなどのエフェクトをギターの生音に付加することができるヤマハのアコースティックギター「トランスアコースティックギター」にバリエーションモデルが登場。「LL-TA BS」「LS-TA VT」「LS-TA BS」が6月10日より発売される。

「トランスアコースティックギター」は、デジタル技術を使った機能を持ちながら発音はアコースティック楽器と同じ方式で行うヤマハ独自の技術「TransAcoustic」を搭載した新しいアコースティックギター。アンプやスピーカーを使わずに、ギター本体だけでエフェクトをかけた演奏ができるのが特徴だ。このエフェクトを生み出すのが、ギター内部に搭載した「アクチュエーター」(加振器)。弦などの振動を電気信号に変換してエフェクト処理し、「アクチュエーター」に伝え、ギターのボディを振動させることでエフェクト音が生まれるという仕組み。実音とエフェクト音が一体となってギター全体で響くことで、自然で心地よい響きが得られる。第一弾モデルとなる「LL-TA VT」は2016年11月にリリースされた。

今回登場の追加ラインナップは3モデル。「LL-TA BS(ブラウンサンバースト)」は第一弾の「LL-TA VT(ヴィンテージティント)」のカラーバリエーションモデル。「LS-TA VT」と「LS-TA BS」はボディシェイプが異なるバリエーションモデル。「LL」のボディシェイプは伝統のジャンボタイプ、「LS」は小型のフォークタイプだ。

この新モデルの追加で、「トランスアコースティックギター」は、2ボディシェイプ、2色ずつの計4モデルのラインナップ展開となり、好みに合わせて選択が可能となった。

コーラスとリバーブの2種類のエフェクト、ボディのすべての面に響きのよい単板を用いた「オールソリッドボディ」、長年弾き込んだギターのような熟成された音を実現するヤマハ独自の木材改質技術「A.R.E」を施した表板、エレクトリックアコースティックギターとしても演奏できる仕様などは第一弾と同様だ。

▲第一弾モデルのカラーバリエーションとなるLL-TA BS。


▲フォークタイプのLS-TA VT(ヴィンテージティント)。


▲フォークタイプのLS-TA BS(ブラウンサンバースト)。

製品情報

◆LL-TA BS
価格:150,000円
◆LS-TA VT
価格:150,000円
◆LS-TA BS
価格:150,000円
発売日:2017年6月10日


この記事をポスト

この記事の関連情報