アデルのマネージャーを装い、コンサート・チケットをねだった男、逮捕
アデルのマネージャーのフリをして、有名アーティストのコンサート・チケットを無心していた男とその妻が、週末(5月6日)、ケンドリック・ラマーが出演した<Rolling Loud Festival 2017>(米マイアミ)で警察に取り押さえられた。
◆アデル画像
『Miami Herald』紙によると、この男、ジャスティン・ジャクソンは、アデルのマネージャーであるジョナサン・ディキンズの名を騙り、これまでリアーナ、アッシャー、ドレイク、ケイティ・ペリー、クリス・ブラウン、ファレル・ウィリアムスらの代理人にメールを送り、コンサート・チケットやメモラビリアをねだったり、“俺のことを知らないのか?”手口でコンサート会場に入り込んでいたそうだ。
ジャクソンは数年前、マドンナのマネージャーを装い宝石を盗もうとし、有罪判決を受けていた。
アデルの本物のマネージャー、ディキンズ氏は、ほかのアーティストの代理人から何度か問い合わせがあり、偽者がいることに気づき、1年前に警察に相談していたという。
今回は、ラマーの公演のチケットに関してジャクソンから連絡があったレコード会社が怪しみ、ディキンズ氏本人に確認を取り、嘘であることが判明。ディキンズ氏から通報を受けた警察がラマーのマネージャーのフリをして、チケットを用意しているとジャクソンを会場に誘き出し、まんまと現れた彼と妻を逮捕した。
マイアミ警察は、「ディキンズさんはやっと安堵でき、このようなことが二度と起きないことを望んでいる」とコメントしている。
Ako Suzuki