90年代ビンテージ・デジタルシンセ集の第2弾が登場、異彩のシンセを収録したUVI「Digital Synsations Vol. 2」
90年代のビンテージ・デジタル・シンセサイザーを再現した仏UVIのソフトウェア・インストゥルメント「Digital Synsations(デジタルシンセーション)」の第2弾が登場。第1弾と同じコンセプトで、異なる3モデルの90年代デジタルシンセをベースにした「Digital Synsations Vol. 2」が発売された。5月7日まではお得な発売記念価格で提供される。
Vol. 2に収録されたのは、90年代デジタルシンセの中でも特に異彩を放ったモデル。とてもレアな“トランスウェーブシンセ”の「DZmo」、加算とPCMシンセシスを融合した「DK5S」、アナログ感たっぷりの国産デジタルモンスターシンセとその姉妹モデルの両方の良さを融合した「DS-890」の3音源。ベースとなったシンセは明かされていないが、Ensoniq Fitzmo、KAWAI K5000S、Roland JD-800およびJD-990と思われる。
このコレクションのためだけに用意された500を超える即戦力プリセットはすべて、実機の持つ質感と魅力を最大限に発揮しつつ、現在の音楽スタイルにもマッチするように新たに作成。90年代シンセや音楽のファンはもちろん、現代的なサウンドや音楽スタイルに取り組ミュージッククリエイターにも最適なコレクションとなっている。
「Digital Synsations Vol. 2」は、UVIのフラッグシップインストゥルメントの「Falcon」または無償提供される「UVI Workstation」のライブラリーとして64bitネイティブ動作。すべてのメジャーDAW のプラグインとして利用できる。iLokシステムにより、コンピュータ/iLokキー問わず最大で3つまでのデバイスに認証して同時使用が可能だ。
▲「DZmo」のベースは“トランスウェーブ”で知られるモデル。生産台数は2000台未満と非常に少ない。
▲「DK5S」は加算シンセシスを採用した数少ないデジタルシンセがベース。PCMと加算シンセシスを融合したシンセはこれだけ。
▲「DS-890」のベースは現在も高い人気を誇る国産シンセ。アナログ・シンセのようにパネル上に豊富なパラメーターを用意。Emerson Lake & Palmer、Depeche Mode、Laurent Garnier、the Prodigyなどが重用した。
製品情報
発売記念価格(5月7日まで):99米ドル/ユーロ、11,880円(税込)
通常価格:149米ドル/ユーロ、18,360円(税込)
発売日:2017年4月27日
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