Hilcrhyme、映画『春夏秋冬物語』公開初日舞台挨拶で「感無量」

Hilcrhymeの楽曲「春夏秋冬」をモチーフにした映画『春夏秋冬物語』の公開初日舞台挨拶が4月8日東京・角川シネマ新宿にて開催され、Hilcrhymeとドラマパートに出演した葉山奨之、山崎紘菜が登壇した

◆舞台挨拶 画像

本作は、2016年12月に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行なわれたHilcrhymeのツアーファイナル公演の模様を“現在”として、ライブで披露される“主人公にとって思い出深いHilcrhymeの楽曲”と共に、幼少期から連なる軌跡を切なくノスタルジックに描いた作品。

初日を迎えた今の心境について、HilcrhymeのTOCが「公開できて感無量です」と笑顔を見せれば、DJ KATSUは「今までにない新しい作品になっているので、楽しみにして観てもらいたいと思います」と、ライブと映画が融合した本作の出来栄えに自信を覗かせる。一方、主人公の板垣修二役を演じた葉山は「「春夏秋冬」は僕が中学2年の頃に聴いていた楽曲だったので、それを映像化するのが僕で大丈夫なのかな……っていう思いもあったんですけど、気合いでがんばりました！」、高木美由役の山崎は「色んな人から愛されている曲なので、ファンの方々にどう受け取ってもらえるのか……。すごく不安でした」と、本作を演じる上でプレッシャーもあったことを吐露したほか、2017年の1月末からの撮影だったため春や夏のシーン撮影では寒くて苦労したと告白した。また、中学生時代のエピソードを訊かれたTOCは、丸坊主で剣道に打ち込んでいたことを明かし、DJ KATSUもサッカー部に所属するわんぱく少年だった頃のエピソードでファンを喜ばせた。

ラストにはサプライズとして、4月25日で23歳の誕生日を迎える山崎をお祝いするため、男性3人が花束をプレゼントする一幕も。花束は「春夏秋冬」をイメージした色合いを選んだそうで、山崎は「本当に聞いてなかったのでビックリしました！この作品に携われて、本当に幸せだなって思いました！」と感激した様子を見せた。


「あれから8年経った今、「春夏秋冬」の2人はどうなったのか、その続編として今回の映画主題歌「アフターストーリー」に落とし込んだので、ぜひエンドロールまで楽しんで観ていってください」──TOC

「ストーリーが進んでいくシーンでもHilcrhymeのインストゥルメンタルがチョイスされているので、その辺りも気にしながら観てもらえると。」──DJ KATSU

「どのタイミングで「春夏秋冬」が流れるのかが見どころです。ぜひ泣いてください！」──葉山奨之

「Hilcrhymeさんのライブの楽曲と私たちのドラマがひとつになって、時間の流れや季節が愛おしくなるような映画だと思います」──山崎紘菜