【イベントレポート】Hilcrhyme、映画『春夏秋冬物語』完成記念試写会で「幸せです」

Hilcrhymeの楽曲「春夏秋冬」をモチーフにした映画『春夏秋冬物語』が完成。これを記念し、3月9日東京・ユーロライブより＜映画『春夏秋冬物語』Hilcrhymeトーク＆試写会TOUR＞がスタートした。

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映画『春夏秋冬物語』は、2016年に公開された映画『Hilcrhyme 10th Anniversary Film PARALLEL WORLD 3D』に続く、Hilcrhymeの音楽映画第2弾。「LIVE＆ドラマ」というコンセプトを軸に、2016年12月に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行なわれたHilcrhymeのツアーファイナル公演を「現在」として、ライブ会場で披露される「主人公にとって思い出深いHilcrhymeの楽曲」と共に、主人公の「幼少期」「学生時代」「社会人になった現在」までの軌跡をフラッシュバックしながら追っていくという内容の作品だ。

イベントでは始めに映画の上映が行なわれ、続いてHilcrhymeが登場しTOCはまず「この映画の企画はだいぶ前から動いていたので、すごく感慨深いというか…幸せです」とコメント。ミニライブは映画のなかで印象深かったシーンで使用された曲を披露するというテーマで行なわれ、DJ KATSUが選んだ「パラレルワールド」、TOCが選んだ「押韻見聞録」、映画のモチーフとなった「春夏秋冬」の3曲をパフォーマンスして会場を盛り上げた。


トークコーナーではリリースから8年経ったいまも「春夏秋冬」が自分たちの代表曲として愛されていることへの感謝の気持ちを述べたほか、『春夏秋冬物語』の主題歌「アフターストーリー」は「春夏秋冬」の続編を書いた曲だと説明。TOCは「「春夏秋冬」にフックしているし、台本を読んで歌詞を書いたので、自信作ですね」、DJ KATSUは「2人で組み立てたんですが、本当にいい曲ができたと思います。「春夏秋冬」と同じくらい広がりを見せてくれたらという思いです」と自信のほどをのぞかせた。

またHilcrhymeは3月25日に地元である新潟・朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで10周年記念ライブを開催することが決定しており、「新潟公演は、Hilcrhymeを120％楽しんでいただける1日にしようと思ってます」と意気込み、さらに会場に集まったファンだけに向けた情報を明かす場面も。最後にはファンによるHilcrhymeの写真撮影タイムも設けられるなど、貴重なイベントとなった。

なお制作中に「朱鷺メッセのことしか考えてなかった」という「アフターストーリー」は、新潟公演で初お披露目される予定だ。

「今日が初出しの映像だし音だったし、今日しか見れないライブをやったつもりなので、今日来た人は周りに精一杯自慢してほしいなと思っています。そして、10周年の朱鷺メッセは、心からおもてなしをしようと思っているので、楽しみにしていてください。映画、また観にいってください。ベスト盤も聴いてください。11年目のHilcrhymeをよろしくお願いします。」──TOC