Rag’n’Bone Man「10ある問題のうち9は大したことじゃない」
先週末発表された全英アルバム・チャートで1位に初登場したRag’n’Bone Manのデビュー作『Human』は、初週セールスのみが好調だったわけではなく、週半ばの集計によると、2週連続で1位に輝きそうだ。
◆Rag’n’Bone Man画像
『Human』は、あのエド・シーランの『+』やサム・スミスの『In The Lonely Hour』を上回り、この10年で男性ソロ・アーティストのデビュー・アルバムとしては初週、最大の売り上げを記録した。
彼は『Beat x Beat』のインタビューで、『Human』は会話の中からインスピレーションを得て誕生したと話している。「僕らはたまたまこの疑問に行き当たった。問題を問題だと思うときもあれば、そうじゃないときもある。一歩離れて見ると、ちょっとドラマチックになり過ぎていたって気づく。周りを見回して、世界で何が起きているか見てごらん。10回のうち9回は、君以上に大きな問題を抱えている人がいるから」
エルトン・ジョンがわざわざ電話をかけてきて称賛の言葉をかけたというRag’n’Bone Manは、水曜日(2月22日)ロンドンで開かれる<Brit Awards 2017>で、その年活躍が期待される新人へ贈られるクリティックス・チョイスを受け取る。
Ako Suzuki