ケイティ・ペリー、メタファーだらけのMVを発表

ケイティ・ペリーが火曜日（2月21日）、ニュー・シングル「Chained To The Rhythm」のミュージック・ビデオを公開。YouTubeでの視聴回数は瞬く間に500万回を突破し、＜今人気の動画＞ランキングの1位に輝いた。

◆ケイティ・ペリー画像

注目されるのは、その内容。このミュージック・ビデオにはたくさんのメタファーが含まれており、ファンやメディアは早速、それらをどう解釈するか持論を展開し始めた。答えが1つではないのはわかっているが、その謎解きにはまる人たちが急増している。


“OBLIVIA”という名の未来的なテーマパークを訪れたケイティ。自撮りに夢中で“いま”を楽しんでいない人たちの姿はあからさまな風刺だが、その後に現れるワイヤーで吊るされた家、一番人気のアトラクションのハムスターホイール、嬉々としてその順番を待つ人々、海に放り出されるカップル、ケイティをガソリンスタンドへ連れ込む水兵たち、火を噴き出す水などなど……、これらに様々な解釈を与え、さらなるメタファーが隠されていないか検索する人が続出中。

操作された住宅価格、住宅価格の急な下落、夢の国の真の姿、トランプ大統領、メキシコとの間の壁、国民のロボット化、人種差別、戦争勃発の兆しなど、その解釈は多様で、同じものが全く違う目で見られているのも興味深い。

スキップ・マーリーをフィーチャーしたケイティのニュー・シングル「Chained To The Rhythm」は2月10日にダウンロード・リリースされた。

Ako Suzuki