クリス・コーネル、11年ぶりのオーディオスレイヴのライブを語る

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1月20日、ドナルド・トランプ米大統領が誕生した日、それに抗議しプロフェッツ・オブ・レイジが開いた公演<ANTI-INAUGURAL BALL>でオーディオスレイヴとして出演したクリス・コーネルが、11年ぶりの彼らとのパフォーマンスについて語った。

◆クリス・コーネル画像

彼は『Music Radar』のインタビューで、「楽しかったし、興味深かった」と話した。「あのバンドのダイナミックさがそこにあったからね。彼らがどれくらいリハーサルしたのか知らないけど、数年前、トム(・モレロ)とステージに上がったときと同じ体験をした。リハーサル・ルームに入っても、僕らにはそんなもの必要なかったんだ。10年前、ツアーに出たときそのままなんだよ。すぐに曲をプレイできた」

「クレイジーだった。あのエネルギー、それにみんなが全てを覚えている。思い出そうとすることなく、すでに曲をプレイしているんだ。素晴らしかったよ。いいエネルギーだった。それに、イベントもよかった。ほろ苦かったね。あの選挙によってさまざまな感情や怒りが沸き上がっていた。多くの人達はそのエネルギーをどうしたらいいか、わからなかったんだと思う。あのイベントはそれをポジティブな方に向けた」

また、これは数年前から口にしていることだが、コーネルはオーディオスレイヴの活動再開は、メンバーのスケジュールさえ合えば「いつだって可能だ」と考えているそうだ。

<ANTI-INAUGURAL BALL>には、プロフェッツ・オブ・レイジ、オーディオスレイヴほか、ジャクソン・ブラウン、ジャック・ブラック、Vic Mensa、The Los Angeles Freedom Choirらが出演した。

クリス・コーネルはプロフェッツ・オブ・レイジのパフォーマンスに参加し、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Killing In The Name」も歌ったという。

Ako Suzuki
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