【ライブレポート】三浦大知、代々木第一でツアーファイナル公演「音楽でつながってくれて本当にありがとう」
「(RE)PLAY」のイントロが鳴り響くなか三浦大知が「この(RE)PLAYのためだけにスペシャルなダンサーが来てくれています!」と叫び歌い出した三浦大知のもとへ、ブレイキンの2人が登場。「(RE)PLAY」がテーマソングとなっていた<Red Bull BC One World Final 2016>で日本人として初めて世界チャンピオンになった弱冠19歳のISSEIと、<The Battle Of The Year>で2年連続世界一に輝いているThe Floorriorz(フローリアーズ)のWATAの2人だ。
ステージ上で三浦大知とISSEIとWATAの3人が軽やかにステップを踏みながら次々と技を繰り出していく。1サビになると、三浦大知を常に強靭にサポートしつづけているs**t kingz(シットキングス)とPURIとShingo Okamotoの6人がステージに登場し、三浦大知とシンクロ率の高すぎる華麗なダンスを披露していく。まさに「(RE)PLAY」のミュージックビデオをステージ上で再現していたのだ。
2コーラス目に突入すると、日本が世界に誇るロックダンス・ユニットのHilty&Bosch(ヒルティ・アンド・ボッシュ)とGOGO BROTHERS(ゴーゴーブラザーズ)の2組が登場。この2組が共演するというありえないシチュエーションのなか、スタイリッシュなダンスでステージを彩っていく。2サビでは、三浦大知を陰で支えるブレインであるSHOTAと世界チャンピオンにも輝いたKITEと三浦大知の3人でポッピンを披露していく。
ふたたびサビになるとs**t kingz(シットキングス)、PURI、Shingo Okamotoの6人がステージに登場し、三浦大知とともに流麗に踊る。そして、ラストのサビでは三浦大知とスペシャルなダンサー14人がそれぞれのスキルを爆発させるが如くキレ味抜群のソロを披露。最後はミュージックビデオと同様に15人が凛々しく横一列に並んでオーディエンスを見つめるという男前すぎるエンディングに、場内からは大歓声が沸き起こる。三浦大知から「ダンス界のヒーローたちに大きな拍手を!」と発せられると、一段と大きな拍手喝采が場内に響き渡った。
続けて「EXCITE」が披露されると「(RE)PLAY」の熱気を継続するかのようにステージ上の三浦大知と12,000人のオーディエンスがタオルをまわす壮観な景色が場内に広がる。2コーラス目のサビが終了したところで場内に不穏な空気が流れたかと思うと、仮面ライダーエグゼイドの敵であるバグスターがステージに突如出現。ステージを乗っ取ろうとするバグスターに対して歌い続ける三浦大知を救出するため、センターステージからは仮面ライダーエグゼイドが登場し、歌に合わせるかのようにエグゼイドが次々にバグスターを倒していき、最後はステージ中央で三浦大知とエグゼイドが熱い握手を交わす。
エグゼイドを送り出したあと、「ダンス界のヒーロー、そして、みんなのヒーロー仮面ライダーエグゼイドが出てきてますけど、三浦大知のヒーローと言えばこの男でしょ!もちろん、ドクターK!」と三浦大知が発すると同時に、大歓声に迎えられセンターステージにKREVAが登場。センターステージのKREVAのもとへ歌いながら全速力で三浦大知が走っていく。もちろん披露されたのは「全速力」だ。
その後「KREVAさん、せっかくなんでもう1曲ご一緒してもいいですか」という三浦大知に対して「お金払ってでもやりたいね」とKREVA流の答えを投げかけ、「Your Love」が披露される。最後はセンターステージで熱い抱擁を交わしKREVAがステージをあとにする。ダンス界のヒーロー、みんなのヒーロー、三浦大知のヒーローと立て続けに披露されたヒーロー3本立てのヒーローコーナーを終えて、ステージ上で満面の笑みを浮かべている三浦大知。
「最後の最後まで三浦大知の音楽に触れていってください!レッツゴー!」の言葉を合図に「Touch Me」「GO FOR IT」「Turn Off The Light」とアッパーチューンが次々に投下され、歌とダンスがオーディエンスのココロとカラダを鷲掴みにしていく。そして本編を飾るラストナンバーとして、「Cry & Fight」がアカペラダンスからパフォーマンスされ、ダンサー12人とともに最高難易度のダンスを繰り広げる。息をのむ瞬間が何度も起こるなか、本編が終了となった。
アンコールを求めるオーディエンスの大知コールと手拍子に導かれるように、ツアーTシャツに着替えた三浦大知がふたたびステージに登場。会場にいるひとりひとりからパワーをもらってライブが行えたことや、三浦大知のエンターテイメントはファンのみんなといっしょに作っていくからこそ自分ひとりでは行けない場所に連れていってもらえることを感謝の気持ちを込めて伝えると、会場全体があたたかい拍手と歓声に包まれる。
そして3月22日(水)にニューアルバムの発売が決定したことを発表し、そのアルバムのなかから新曲の「Hang In There」がアンコールの1曲目として初披露された。「Hang In There」とは「がんばって」や「乗り越えて」といった意味だが、三浦大知の音楽が聴いてくれた人たちの背中を少しでも押せる音楽になったらいいなという想いを込めてのパフォーマンスだった。
メモリアルな1日の最後を飾ったのは三浦大知の音楽に対する想いを込めた「music」。「今日は音楽でつながってくれて本当にありがとう!」と心からの感謝を伝えるとともに、最後は三浦大知とダンサーと12,000人のオーディエンスがこの日いちばんのジャンプでライブを締めくくった。アスリートのように常に自己更新を続ける三浦大知。きっとこの日のライブも近いうちに更新されるのだろうが、紛れもなく2017年1月22日(日)時点での最高到達点となった三浦大知のエンターテイメントショーであった。
<DAICHI MIURA LIVE TOUR(RE)PLAY FINAL>セットリスト
02. I’m On Fire
03. Right Now
04. FEVER
05. Look what you did
-MC-
06. Neon Dive
07. Daydream
08. Make Us Do
09. Delete My Memories
10. 4am
11. The Answer
-MC-
12. Two Hearts
13. ふれあうだけで ~Always with you~
14. (RE)PLAYメドレー
-Black Hole ~ Half of You ~ Illusion Show-
-MC-
15. (RE)PLAY
16. EXCITE
-MC-
17. 全速力
18. Your Love
-MC-
19. Touch Me
20. GO FOR IT
21. Turn Off The Light
22. Cry & Fight
-ENCORE-
En.1 Hang In There *未発表曲
En.2 music
ニューアルバム『HIT』
■CD+DVD盤
AVCD-16752/B ¥3,900+税
[CD]
・Cry & Fight
・(RE)PLAY
・EXCITE
他、全12曲収録予定
[DVD]
・Cry & Fight -Music Video-
・(RE)PLAY -Music Video-
・EXCITE -Music Video-
他、新コンテンツ収録予定br>
■CD+Blu-ray盤
AVCD-16753/B ¥4,300+税
*スマプラ対応
[CD]
・Cry & Fight
・(RE)PLAY
・EXCITE
他、全12曲収録予定
[Blu-ray]
・Cry & Fight -Music Video-・(RE)PLAY -Music Video-・EXCITE -Music Video-他、新コンテンツ収録予定br>
■CD ONLY盤
AVCD-16754 ¥3,100+税
[CD]
・Cry & Fight
・(RE)PLAY
・EXCITE
他、全12曲収録予定
■大知識盤 *FC限定
AVC1-16755/B ¥4,600+税
*スマプラ対応
[CD]
・Cry & Fight
・(RE)PLAY
・EXCITE
他、全12曲収録予定
[DVD]
AVCD-16752/B、AVCD-16753/Bとは異なるコンテンツを収録。
LIVE DVD/Blu-ray「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2016 (RE)PLAY」
[DVD(2枚組)]
AVBD-16756~7 ¥5,500+税
*スマプラ対応
・Cry & Fight
・(RE)PLAY
・EXCITE
・Two Hearts
・ふれあうだけで ~Always with you~
・Right Now
・GO FOR IT 他
*特典映像としてライブのメイキング映像を収録。
[Blu-ray]
AVXD-16758 ¥6,400+税
*スマプラ対応
・Cry & Fight
・(RE)PLAY
・EXCITE
・Two Hearts
・ふれあうだけで ~Always with you~
・Right Now
・GO FOR IT 他
*特典映像としてライブのメイキング映像を収録。
◆三浦大知 オフィシャルサイト
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