全英チャート、ザ・ローリング・ストーンズが22年ぶりの1位
今週のUKアルバム・チャートは、ザ・ローリング・ストーンズの11年ぶりの新作『Blue & Lonesome』が初登場で1位に輝いた。リイッシュー盤(『Exile On Main St』2010年に1位獲得)を除けば『Voodoo Lounge』(1994年)以来、スタジオ・アルバムでは10枚目の全英1位となった(1970年にリリースしたライブ・アルバム『Get Yer Ya-Ya’s Out! The Rolling Stones In Concert』と『Exile On Main St』のリイッシュー盤を含むと12枚目の全英1位)。
◆ザ・ローリング・ストーンズ画像
『Blue & Lonesome』は、リリース後1週間で10万6,000枚のセールスを上げ、デヴィッド・ボウイの『★』の14万6,000枚に次ぎ、2016年初週最速セールスの2位につけた。
2位はマイケル・ボールとアルフィー・ボーの『Together』がキープ。先週まで2週連続トップだったリトル・ミックスの『Glory Days』が3位に後退した。今週新たにトップ10入りしたのは、ザ・ローリング・ストーンズの1枚のみだった。
シングル・チャートは、クリーン・バンディットの「Rockabye」が5週連続でトップに輝いた。彼らにとってこれまで最大のヒットだった「Rather Be」(2014年)の4週を上回った。
2位も変わらず、Rae Sremmurdの「Black Beatles」、3位もザ・ウィークエンドの「Starboy」がキープした。
今週はこのほか、クリスマス時期の定番、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」が29位から6位へ急上昇。ブリット・アワーズから2017年の活躍が期待される新人へ贈られるクリティックス・チョイスを受賞し、注目が集まったRag’n’Bone Manの「Human」が先週の11位から8位へ上昇した。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ザ・ローリング・ストーンズ、新ツアー<Hackney Diamonds>を開幕
ビル・ワイマン「いまでもツアーに出ている夢を見る」
ザ・ローリング・ストーンズ、2024年のツアーのオープニング・アクトを発表
<LuckyFes'24>出演アーティスト第3弾発表に、加藤ミリヤ、KREVA、THE PRIMALS、私立恵比寿中学、Da-iCE、ハルカミライ、FLOWら26組
キース・リチャーズ、結婚40周年を祝い、今年も結婚式の写真を投稿
デーモン・アルバーン、ザ・ローリング・ストーンズの“ハックニー”プロモーションに「本当にイラついた」
ザ・ローリング・ストーンズ、新ツアーの開催を告知
ミック・ジャガー、チャーリー・ワッツの「ユーモア、音楽のテイスト、気品が恋しい」
ミック・ジャガー、『サタデー・ナイト・ライブ』のコントにゲスト出演