ロニー・ウッド、ボブ・ディランとノーベル文学賞について交わした会話を明かす

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ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドが、ノーベル文学賞受賞の発表があった翌日(10月14日)、<Desert Trip>フェスティバルでボブ・ディランに会ったとき、彼と交わした会話の内容を明かした。ディランは喜んでいるように見えたが、同時にきまりが悪そうでもあったという。

◆ボブ・ディラン画像

ロニーは、英国の新聞『The Guardian』紙のインタビューでこう話したそうだ。「彼は僕をサー・ロニーって呼び続けていた。チャーリー(・ワッツ)が入って来ると、“それにサー・チャーリーもだ! 英国人はみんな、サーだよな?”って言うんだ。僕ら、“まあね、ボブ。でもそうじゃなくて…、ノーベル賞、本当によかった”って言ったんだ。そしたら、彼は“そう思うか? いい、か?”って言ってたよ。“あなたはそれに値する”って続けたら、“それは素晴らしい、ありがとう”って答えてた」

「彼は、どう受け入れたらいいか、本当にわからなかったんだ。でも、自分はまあなかなかのことはやり遂げたんだろうって思っていたよ」

文学賞受賞は10月13日に発表されたが、ディランはその夜開かれた公演でも、翌日の<Desert Trip>でも、なにも言及しなかった。

Ako Suzuki
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