いい音爆音アワー vol.72「ナイス!グルーヴ・ギター特集」

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爆音アワー
いい音爆音アワー vol.72「ナイス!グルーヴ・ギター特集」
2016年11月16日(水)@風知空知
ギターのリフやカッティング、上手い人が弾くと、それだけで思わずノッてしまうすごいグルーヴが生み出されます。グッとくるソロや速弾きなど、ギターは最も華やかな楽器でもありますが、同じことの繰り返しをひたすら刻み続けることによって、サウンド全体の気持ちよさに貢献するサイド・ギターも、実にかっこいいものです。今回はそんなサイド・ギターの、グルーヴ満点の名演を集めてみました。
福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト

  • Marvin Gaye「Sexual Healing」
    生前最後のヒット・チューン。甘く切ない声に小気味良いギター・パッセージが絡みます。
  • George McCrae「Rock Your Baby」
    ディスコ・ブーム初期の大ヒットは偶然のタマモノ!
  • Earth, Wind & Fire「September」
    ご存知、ディスコの鉄板曲。いつ聴いても踊り出したくなるグルーヴはギターによるところも大。
  • The Meters「What'cha Say」
    粘っこいのにスピード感。ニューオリンズ・ファンクの魅力です。
  • Boukou Groove「I'll Take You There」
    ニューオリンズ・ファンクの新しい才能。伝統は死なず。
  • Chic「Le Freak(おしゃれフリーク)」
    ”Roxy Music”と”KISS”に憧れて作ったバンドらしいですよ。
  • Daft Punk「Get Lucky」
    ”Chic”から35年。ナイル・ロジャースのグルーヴはまだ健在です。
  • The Beatles「I'm Happy Just To Dance With You(すてきなダンス)」
    8ビートなのにギターは16ビート乗り、という曲をいくつか(ここから「SUGAR」まで)。
  • Talking Heads「Pulled Up」
    プロデューサーはトニー・ボンジョヴィ、ジョン・ボン・ジョヴィの又従兄弟。
  • Crash Test Dummies「When I Go Out With Artists」
    トーキング・ヘッズのジェリー・ハリソンがプロデュースしたアルバム。
  • キャンディーズ「年下の男の子」
    GSの仲間が10年後に作ったファンキー歌謡ポップの逸品。
  • シュガー・ベイブ「SUGAR」
    オリジナル盤では“おまけ furoku 付録”とされていますが、なかなかどうしてかっこいい曲です。
  • 山下達郎「氷のマニキュア」
    シュガー・ベイブから23年。根っこは変わらず、サウンドは洗練されきって。
  • Swing Out Sister「That's The Way It Goes」
    彼らの中ではいちばんヒューマンにグルーヴしているアルバムから。
  • Jamiroquai「Love Foolosophy」
    ファンキーなグルーヴに重点を置いたアルバムから。
  • Booker T. and the MG's「Time Is Tight」
    メンフィス・サウンドを支えたたくましいグルーヴ・ギター。
  • Bob Marley & the Wailers「Could You Be Loved」
    全身癌に侵されつつも、歌い、弾ききった魂の叫び。
  • Fela Anikulapo Kuti「Zombie」
    音楽が武器だったフェラ・クティのビート攻撃が熱い。
  • James Brown「Super Bad (LIVE)」
    オリジナル"J.B.’s"時代の唯一の正規ライブ録音を、映画のためにリマスタリング。
  • Red Hot Chili Peppers「Dark Necessities」
    プロデューサーを替えて、心機一転のレッチリ最新作。まだまだ元気いっぱいです。
                        
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