ノエル・ギャラガー、鉄オタと勘違いで映画への音楽提供を拒否?

ポスト

ダニー・ボイル監督は、映画『トレインスポッティング』(1996年)でオアシスの曲使用を熱望していたが、ノエル・ギャラガーはタイトルから鉄道オタクの話だと思い込み、その依頼を断ったらしい。

◆ノエル・ギャラガー画像

『トレインスポッティング』のプロデューサー、アンドリュー・マクドナルドとコスチューム・デザイナーのレイチェル・フレミングは、映画の20周年を記念し行なわれたQ&Aセッションでこう明かした。

マクドナルド「ダニーはマンチェスター近くの出身で、ノエル・ギャラガーに何かやって欲しくて仕方なかった。でも、彼にはやりたくない理由があったんだろう。ノエルはカンヌで開かれたローンチ・パーティーに来たんだ。なのに、なんで音楽をやらなかったのかわからない」

フレミング「わたし、別の週にノエルに会ったのよ。彼、こう言ってた。“(知っていたら)何かやってたよ。でも、鉄道オタクの話だと思ったんだ。知らなかったんだよ”って。彼、本当にそう言ったのよ」

映画では、イギー・ポップ、ブライアン・イーノ、プライマル・スクリーム、ニュー・オーダー、ブラー、ルー・リード、パルプ、アンダーワールドらの曲をフィーチャー。ノエルやオアシスの曲が使われなかったのは残念だが、リベンジのチャンスはあるかも。ボイル監督はいま、『トレインスポッティング』の続編(2017年公開予定)を制作している。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報