マーシャル初のフルモデリングアンプ「CODE」登場、専用アプリ&スマホでワイヤレス操作も
Marshall Amplification plc(以下、マーシャル)からフルモデリングアンプの新シリーズ「CODE(コード)」が登場した。ヤマハミュージックジャパンから10月下旬より発売される。
「CODE」はマーシャルとしては初の試みとなるフルモデリングアンプ。オーディオソフトウェアのパイオニアであるSOFTUBE社とのコラボレーションで開発されたモデリング技術「MARSHALL SOFTUBE TECHNOLOGY」(以下、MST)を搭載。さまざまなプリアンプ、パワーアンプ、スピーカーキャビネットを高い次元で再現している。
伝統的なマーシャルサウンドから最新のマーシャルのトーンまで、歴代のマーシャルアンプを忠実にモデリング。14種類のMSTプリアンプ、4種類のMSTパワーアンプ、8種類のMSTスピーカーキャビネットを備え、24種類のプロ仕様の高品質エフェクトを搭載。タップテンポ対応のディレイやスタジオ品質のリバーブも用意される。
これら多彩なアンプ、スピーカーをコントロールするために用意されたのが、専用アプリケーション「GATEWAY」(無償ダウンロード提供)。iOSデバイスやAndroidデバイスに「GATEWAY」をインストールして使うことで、Bluetoothで「CODE」を遠隔操作したり、音楽を再生することが可能。将来的には、アプリ内に保存されたプリセットを他のユーザーと交換するなど、さまざまな可能性を秘めている。
また、パソコンとUSB接続すれば、「CODE」をオーディオインターフェイスとして使用することも可能。本体パネルにはヘッドホン端子とともにオーディオ入力も備えているので、オーディオプレイヤーを接続して好きな曲と一緒にジャムセッションするのもカンタンだ。
CODEシリーズのラインナップは全5機種となるが、最初に登場するのは出力50W、12インチスピーカー搭載の「CODE50」と出力25W、10インチスピーカー搭載のの「CODE25」の2モデル。オプションのフットコントローラー「PEDL-91009」を接続してプログラムすれば、30種類のプリセットの作成や、パネルファンクションのコントロールも可能になる。
▲本体パネル(左)のベース、ミドル、トレブル、ゲイン、ボリュームなどのつまみのセッティングや各セクションのON/OFFを「GATEWAY」アプリ(右)でコントロール可能。
製品情報
●CODE50
出力:50W
スピーカーサイズ:12”
重量:13kg
寸法(W×H×D):530×440×280mm
●CODE25
出力:25W
スピーカーサイズ:10”
重量:6.1kg
寸法(W×H×D):350×340×215mm
◆CODE50
価格:オープン
◆CODE25
価格:オープン
発売日:2016年10月下旬日
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