ヴィオラ・ビーチ、没後発表されたデビュー・アルバムが全英1位に

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2月にメンバー4人全員とマネージャーが交通事故で亡くなった英国のインディ・ロック・バンドヴィオラ・ビーチのセルフ・タイトル・デビュー・アルバムが、先週、初登場でUKアルバム・チャートの1位に輝いた。

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アルバムは、彼らの家族と友人がその死を追悼しリリース。家族は「クレイグ、ジャック、クリス、リヴァー、トムの命を終わらせた悲劇、その痛みや喪失感が私たちから消えることはありません。ヴィオラ・ビーチのアルバムを1位にしたことで、皆さんは世界に重要なメッセージを発信してくださいました」「これで、彼らの人生を定義し、彼らが記憶されるものは、あの痛ましい事故ではなく、彼らが一緒に作ることに情熱を抱いていた音楽となりました」と、ファンに感謝している。


先週のアルバム・チャートは、先週トップだったELOのベスト・アルバム『All Over The World – The Very Best Of Electric Light Orchestra』が2位に、2位だったChristine & The Queensの『Chaleur Humaine』が3位に1ランクずつダウンし、ヴィオラ・ビーチのほか、DJキャレッドの9枚目のスタジオ・アルバム『Major Key』(7位)が新たにトップ10入りしている。

シングル・チャートは先週と変わらず、メジャー・レイザーがジャスティン・ビーバー、MOとコラボした「Cold Water」が2週連続で1位をキープした。カラム・スコットの「Dancing On My Own」が3位から2位へ上昇し、代わって、先週2位だったジョナス・ブルーの「Perfect Strangers」が3位へ後退。今週トップ10内にチャート・インしたニュー・シングルはなかった。

Ako Suzuki
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