Viola Beach、週半ばの集計で全英1位の見込み
先週(7月29日)リリースされた、2月に交通事故でメンバー全員とマネージャーが亡くなったViola Beachのセルフ・タイトルのデビュー・アルバムが、金曜日(8月5日)発表される全英チャートで1位を獲得する可能性が大となった。
◆Viola Beach画像
Official Charts Companyによると、『Viola Beach』は週半ばの集計で、最新チャートのトップ、ELOの『All Over The World – The Very Bet Of Electric Light Orchestra』のセールスを6,000枚上回り、1位につけているという。
Viola Beachのメンバー、Kris Leonard(Vo)、River Reeves(G)、Thomas Lowe(B)、Jack Dakin(Dr)とマネージャーのCraig Tarryの家族は「私たちは、これだけ短い間に彼らが成し遂げたこと全てをとても誇りに思っています。Craig、Jack、Kris、River、Tomは、音楽への多大な情熱、才能、献身を共有していました。彼らの曲を収録したアルバムをリリースするのは、息子たちの人生を称える最良の方法だと信じています」とコメントしている。
Viola Beachは2015年春に結成。その夏、デビュー・シングル「Swings & Waterslides」を発表し、これからが期待されていた矢先、初めての海外公演だったスウェーデンで事故に遭い、命を落とした。
未完成の部分はあるとしてもデビュー・アルバムの評価は高く、あらためてその才能と早すぎる死が悔やまれる。
Ako Suzuki