クリフ・ウィリアムズ「AC/DC以外、自分がやりたいことはない」
AC/DCが水曜日(7月6日)、1週間前のスティーヴィー・ヤングに続き、クリフ・ウィリアムズ(B)のインタビュー映像を公開した。
◆クリフ・ウィリアムズ画像
『クリフ、AC/DCでベースをプレイすることについて語る』と題した映像の中で、彼は「AC/DCは……、僕はそれ以外、自分がやりたいことはわからない。音楽を愛しているし、このバンドでプレイすることを愛している。僕は大満足だ」と話した。
「リズム・セクションの一員としての僕の役割は、ドライブを与える、基盤、それにエンジンを与えることだ。言ってみれば、ギターをサポートするってことだよ」
「バンドとの初めてのアルバムは『Powerage』だった。1977年だ。何もかも新しく新鮮だった。彼らのことは知らなかった。それにオーストラリアのことも。僕はロンドン出身だからね」「僕が加入したとき、彼らはオーストラリアでものすごく有名だった。そこでは、ものすごいスピードでトップに登りつめていた。ヨーロッパでも1~2度プレイしていたよ。でも、僕らは依然、質素にツアーをやっていた。小さな会場で小さな機材でプレイし、小さなバンに乗ってね。ステーション・ワゴンに一緒に乗り込んでドライブしていた。それから何年かして、変わったんだ。楽しくなかったとは言わないよ。すごく楽しかった」
そして、メンバーについて「アンガスはエネルギッシュな奴だ。一緒にプレイするのは最高だ」「スティーヴィーは素晴らしいリズム・プレイヤーだ。彼の叔父マルコムと同じようにね。そういう血筋なんだろう」「クリス・スレイドとはAC/DCの前に一緒にプレイしていた。エキサイティングなリズム・セクションだよ」「アクセルは素晴らしくよくやっている。彼が名乗り出てくれたことに感謝だ。プレイし始めた途端、激しくなる。それだよ。それこそが、2時間以上ステージに立つ目的だ」と語り、40年経ったいまもAC/DCでプレイするのを「完全に楽しんでいる」と表した。
AC/DCはこのラインナップで、8月終わりから9月にこの春延期した北米10公演を行なう。
Ako Suzuki