AC/DC、スコットランドにボン・スコットの銅像建立

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土曜日(4月30日)、スコットランド・キリミューアで、新たに建立されたAC/DCの元シンガー、ボン・スコットの銅像がお披露目された。

◆銅像画像

スコットは、6歳でオーストラリアへ移住するまでキリミューアで育った。ファンは、その地に彼の銅像を建てようと、キャンペーンを起こし、制作や設置に必要な費用4万5,000ポンドを集めた。

キリミューアでは、ボン・スコットに敬意を表し、毎年、Bonfestというフェスティバルが開催されており、銅像はこの期間中にお披露目された。除幕式には、元AC/DCのマーク・エヴァンス(B)、1stアルバム『High Voltage』のレコーディングに参加したドラマー、トニー・カレンティらが出席したという。

エヴァンスは、「魔法のようだ。ボンは素晴らしい友人だった。彼の故郷にいることを嬉しく思う。この銅像は、タトゥにいたるまで彼の特徴をとらえている。ボンは今年、70歳になっていた。バンドに加入したとき僕はまだ19歳で、彼は10歳上だったけど、彼を好きにならずにはいられなかった。彼はヘル・レイザーだったが、別の側面もあり、彼がスコットランドのルーツを忘れたことはなかった。キリミューアに銅像が建つと知ったら、大喜びしたに違いない」と話し、銅像を制作した彫刻家のJohn McKennaは、「これは、世界中のファンが寄付してくれたことで実現した」と彼らの功績を称えた。

銅像は、「It’s A Long Way To The Top (If You Wanna Rock ‘n’ Roll)」のミュージック・ビデオで見せたスコットの姿――袖なしのデニム・ジャケットにストライプのシャツを着用し、左手でバグパイプを掲げ、マイクを握った右手を突き上げる姿をかたどっている。


Ako Suzuki
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