【インタビュー】ザ・チョッパーズ・レボリューション、三位一体による攻めの新作『3B』誕生
▲村田隆行
■ベーシストではないリスナーも楽しめる音楽
■MCも含めて、すごく楽しんでもらえると思う
――『3B』は、3人共にハイレベルなテクニックを駆使していながら、決してベーシストのためのアルバムではなくて。それこそインストゥルメンタルに馴染みのないリスナーも楽しめる作品になりましたね。
村田:このバンドは、結成した時からそれを“ありき”にしているんです。発起人は僕なんですけど、ザ・チョッパーズ・レボリューションをやる少し前にIKUOさんとツイン・ベースをやらせてもらっていて。僕がIKUOさんに興味を持ったのは、これだけ凄いテクニックを持っているのに、それと同じくらいエンターテインメントを意識しているというところだったんです。IKUOさんみたいな人と一緒に何かをすることで、ベース・キッズ以外にもアピールできるなと思って。それでツイン・ベースをやらせてもらうようになって、ここにもう1人加えることで完成形になるなと思ったんです。それで、2人とも尊敬している鳴瀬さんに声を掛けたんですね。でも、鳴瀬さんは、最初はあまり良い反応ではなかった。鳴瀬さんは、こういうことの先駆者じゃないですか。だから、「もう疲れたんだよね、そういうのには」と言われて(笑)。
鳴瀬:アハハ(笑)。そうだった、そうだった(笑)。
村田:その時に僕が言ったのが、ベース3人で凄いことをバッカンバッカンやるんじゃなくて、音楽的なことをやりたいんですということだったんです。鳴瀬さんはそれならやると仰ってくれたので、ベーシストではないリスナーも楽しめる音楽というのは、ザ・チョッパーズ・レボリューションの根本なんです。それと同時にベース・キッズにとってコピーし甲斐のある音楽だと思うので、いろいろな人に聴いて欲しいです。
――同感です。『3B』のリリースに伴って4月に行われるツアーは、どんなものになりますか。
村田:ザ・チョッパーズ・レボリューションのライブは、ほとんど喋りです(笑)。
鳴瀬:ハハハ!! それを、こういう場で言うなって(笑)。トリプル・ベースというと難解な音楽に感じるかもしれないけど、音源を聴いてもらえば分かる通り、全くそんなことはなくて。MCも含めて、すごく楽しんでもらえると思うよ。
IKUO:3人のバランスを上手く取って、ちゃんとトリプル・ベースの面白さを味わってもらえるライブをしていますし。それに、ライブではソロ・パートを伸ばしたり、アドリブも活かしたりしていて、ライブならではの醍醐味も楽しんでもらえると思います。なので、ぜひライブも観て欲しいです。
村田:それに、3人揃ってスタンダードなベースを弾いていないというのがあって。足元のエフェクターやアンプも含めて、それぞれが個性的な機材を使っているので、そういうところも見て面白いんじゃないかな。サポート・ミュージシャンも常にパンチの効いた人がいて、彼らのプレイも観どころになっているし。いろんな楽しみ方をしてもらえると思います。ただ、ザ・チョッパーズ・レボリューションのライブは、ベース・キッズがほとんど来ないんですよ。
鳴瀬:そう。ライブをやっている場所が、目黒Blues Alleyとかだからさ。若い子にとっては、ちょっと敷居が高いんだろうね。
村田:そうですね。でも、お金を払って観る価値のあるライブをしている自信はあるので、若い人にも観て欲しいです。ザ・チョッパーズ・レボリューションのライブを、目黒Blues AlleyやMOTION BLUE YOKOHAMAといった会場の良さを知る機会にしてもらえれば良いなと思いますし。
鳴瀬:わたくしも皆様の足を引っ張らないようにがんばりますので(笑)。しみじみとした、老成した音を出したいと思っていますので、よろしくお願い致します(笑)。
IKUO&村田:ええっ? でも、師匠の音が一番デカいじゃないですか(笑)。
鳴瀬:だって、音がデカいほうが気持ち良いじゃん。やっぱり音楽っていうのは、気持ち良いことが一番大事だからさ(笑)。
取材・文◎村上孝之
▲ニューアルバム『3B』
TKCA-74358/¥3,000+税
徳間ジャパンコミュニケーションズ
01.Cosmic Crash
02.Chopper Revo Shopping Part2
03.Speed Test
04.Cry for the Moon(セルフカバー)
05.H.H.B
06.Moratorium
07.Carnival
08.Travels
09.Fight!!!
10.Land of Wild Guitars(セルフカバー)
2016年4月16日(土)大阪・MOTION SQUARE 1624 TENJIN
2016年4月17日(日)名古屋・ブルーノート
2016年4月22日(金)東京・Blues Alley Japan
2016年6月17日(金)東京・初台 DOORS
※4月16日(土)は鳴瀬喜博の出演はございません。
■ベーシストではないリスナーも楽しめる音楽
■MCも含めて、すごく楽しんでもらえると思う
――『3B』は、3人共にハイレベルなテクニックを駆使していながら、決してベーシストのためのアルバムではなくて。それこそインストゥルメンタルに馴染みのないリスナーも楽しめる作品になりましたね。
村田:このバンドは、結成した時からそれを“ありき”にしているんです。発起人は僕なんですけど、ザ・チョッパーズ・レボリューションをやる少し前にIKUOさんとツイン・ベースをやらせてもらっていて。僕がIKUOさんに興味を持ったのは、これだけ凄いテクニックを持っているのに、それと同じくらいエンターテインメントを意識しているというところだったんです。IKUOさんみたいな人と一緒に何かをすることで、ベース・キッズ以外にもアピールできるなと思って。それでツイン・ベースをやらせてもらうようになって、ここにもう1人加えることで完成形になるなと思ったんです。それで、2人とも尊敬している鳴瀬さんに声を掛けたんですね。でも、鳴瀬さんは、最初はあまり良い反応ではなかった。鳴瀬さんは、こういうことの先駆者じゃないですか。だから、「もう疲れたんだよね、そういうのには」と言われて(笑)。
鳴瀬:アハハ(笑)。そうだった、そうだった(笑)。
村田:その時に僕が言ったのが、ベース3人で凄いことをバッカンバッカンやるんじゃなくて、音楽的なことをやりたいんですということだったんです。鳴瀬さんはそれならやると仰ってくれたので、ベーシストではないリスナーも楽しめる音楽というのは、ザ・チョッパーズ・レボリューションの根本なんです。それと同時にベース・キッズにとってコピーし甲斐のある音楽だと思うので、いろいろな人に聴いて欲しいです。
――同感です。『3B』のリリースに伴って4月に行われるツアーは、どんなものになりますか。
村田:ザ・チョッパーズ・レボリューションのライブは、ほとんど喋りです(笑)。
鳴瀬:ハハハ!! それを、こういう場で言うなって(笑)。トリプル・ベースというと難解な音楽に感じるかもしれないけど、音源を聴いてもらえば分かる通り、全くそんなことはなくて。MCも含めて、すごく楽しんでもらえると思うよ。
IKUO:3人のバランスを上手く取って、ちゃんとトリプル・ベースの面白さを味わってもらえるライブをしていますし。それに、ライブではソロ・パートを伸ばしたり、アドリブも活かしたりしていて、ライブならではの醍醐味も楽しんでもらえると思います。なので、ぜひライブも観て欲しいです。
村田:それに、3人揃ってスタンダードなベースを弾いていないというのがあって。足元のエフェクターやアンプも含めて、それぞれが個性的な機材を使っているので、そういうところも見て面白いんじゃないかな。サポート・ミュージシャンも常にパンチの効いた人がいて、彼らのプレイも観どころになっているし。いろんな楽しみ方をしてもらえると思います。ただ、ザ・チョッパーズ・レボリューションのライブは、ベース・キッズがほとんど来ないんですよ。
鳴瀬:そう。ライブをやっている場所が、目黒Blues Alleyとかだからさ。若い子にとっては、ちょっと敷居が高いんだろうね。
村田:そうですね。でも、お金を払って観る価値のあるライブをしている自信はあるので、若い人にも観て欲しいです。ザ・チョッパーズ・レボリューションのライブを、目黒Blues AlleyやMOTION BLUE YOKOHAMAといった会場の良さを知る機会にしてもらえれば良いなと思いますし。
鳴瀬:わたくしも皆様の足を引っ張らないようにがんばりますので(笑)。しみじみとした、老成した音を出したいと思っていますので、よろしくお願い致します(笑)。
IKUO&村田:ええっ? でも、師匠の音が一番デカいじゃないですか(笑)。
鳴瀬:だって、音がデカいほうが気持ち良いじゃん。やっぱり音楽っていうのは、気持ち良いことが一番大事だからさ(笑)。
取材・文◎村上孝之
▲ニューアルバム『3B』
New Album『3B』
TKCA-74358/¥3,000+税
徳間ジャパンコミュニケーションズ
01.Cosmic Crash
02.Chopper Revo Shopping Part2
03.Speed Test
04.Cry for the Moon(セルフカバー)
05.H.H.B
06.Moratorium
07.Carnival
08.Travels
09.Fight!!!
10.Land of Wild Guitars(セルフカバー)
<チョパレボ “2016” 2nd Album Release Tour>
2016年4月16日(土)大阪・MOTION SQUARE 1624 TENJIN
2016年4月17日(日)名古屋・ブルーノート
2016年4月22日(金)東京・Blues Alley Japan
2016年6月17日(金)東京・初台 DOORS
※4月16日(土)は鳴瀬喜博の出演はございません。
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