【ライブレポート】HOUND DOG、35周年公演で「蘇ってくる」

HOUND DOGが3月21日（月・祝）、メジャーデビュー35周年の締めくくりとなるライブ＜OUTSTANDING ROCK’N’ROLL SHOW～いつだってロックンロールが最高さ！～＞をZepp Tokyoで開催した。

◆HOUND DOG 画像

超満員の観客が埋め尽くす場内には、HOUND DOGライブでは恒例の“KOHEIコール”が開演前から響き渡り、メンバーの登場を熱く待ちわびている。そしていよいよ会場が暗転。ライブは「Lonely Soldier」からスタートした。




その後も「ONLY LOVE」「SMILE FOR ME」「BRIDGE」など、数々のヒットナンバーを立て続けに披露、MCで大友康平はこう語った。

「様々なことがあって。震災の時に塩釜に炊き出しに行って現地の人にありがとうって言われて、逆にこちらが励まされるってこともあって……それがロックンロールの不屈の闘志になるというか。みんなもいろいろなことを背負ってると思うけど、この瞬間は、あの頃に戻るんじゃなくて、あの頃の俺たちが蘇ってくるっていうような気持ちでいてほしい。36年目のスタートの日にここに立てたこと、感謝しています、ありがとう」



間に「ラストシーン」「涙のBirthday」といった名バラードを挟みつつも激しいステージは続き、本編ラストは「ff(フォルティシモ)」のオーディエンスとの大合唱で幕を閉じた。アンコールでは、デビュー曲「嵐の金曜日」など初期の名曲も熱唱。全22曲全2時間半のライブは、最前線で走り続けた35年間を振り返ると同時に、36年目へと踏み出すものとなった。

また、このライブの模様は3月26日よりニコニコ動画にて配信されることが決定しているほか、同公演を完全収録した映像作品を6月9日にリリースすることが発表となっている。





◆HOUND DOG／大友康平 オフィシャルサイト