【インタビュー前編】ベリーグッドマン、メジャーデビュー作が描き出した“感謝”と“旅立ち”

3声の美しすぎるハーモニーを武器に、2014年3月からインディーズで発売されたすべてのアルバムでiTunes総合チャートTOP10入りを果たしている大阪出身の3人組ボーカルユニット、ベリーグッドマン。彼らが3月9日にメジャーデビューシングル「ありがとう～旅立ちの声～」をリリースする。今回BARKSでは彼らへのインタビューを前後編に分けてお届けしたい。まずは前編から。

◆ベリーグッドマン 画像

3月9日（サンキュー、ありがとうの日）という語呂の良い日を選んで送り出されるニューシングル「ありがとう～旅立ちの声～」は、卒業・結婚・新社会人など新生活に向けて訪れる旅立ちの時期にピッタリな1曲。また、ミュージックビデオでは“たむけん”こと芸人のたむらけんじが出演しており、本日18日よりGyaoにてダイジェスト版の独占公開が開始された。こちらのフルバージョン映像は本作シングル初回盤のDVDに収録される。

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▲「ありがとう～旅立ちの声～」初回盤

▲「ありがとう～旅立ちの声～」通常盤

■遂に念願のメジャーデビューですが、どんなお気持ちですか？

MOCA：「ただただ有名になりたいから」と18歳の頃から夢見たメジャーデビュー。27歳になった今、ようやく手にしたメジャーデビューに達成感は無く、どんな人に歌うべきなのか、どんな曲を創るべきなのか、どんなLIVEをするべきなのかを考えるのに頭がいっぱいです！　今回のメジャーデビューに際して、3人で歌っていく意味、3人でしか創り出せない音楽を創造するいい機会にしたいと思います！　この曲で大切な人に「ありがとう」と素直に言えるきっかけになる一曲になれば本望です。

■メジャーデビューシングル「ありがとう～旅立ちの声～」に込めた気持ちは？

Rover：この1stシングルは本当に悩み抜きました。この曲は、喉頭癌で闘病生活を送っていた父親が亡くなる前に書いた「旅立ちの声」という手紙をもとに、さまざまな旅立ちに対する感謝の気持ちを綴りました。歌詞に「あなたの声を抱きしめて旅立とう」とあります。しい意味ではなく、あなたとの約束を守るという気持ちです。

父が亡くなった時にいつかこのタイトルを付けた曲を作って歌いたいと心に誓いました。メジャーデビューシングルで実現でき、約束を果たせた気がしています。また、インディーズでお世話になったスタッフ様やいつも応援してくれているファンの方たちには感謝してもしきれません。

HiDEX：日頃は恥ずかしくて言えないことも歌でなら言えると思い、今までなかなか言えなかった感謝の気持ちを込めました。誰もが経験する旅立ちの日に、改めて感謝する気持ちを思い出して欲しいです。

また、今までトラックアレンジは僕が全てを担当をしていたのですが、今回は“旅立ち”をテーマに普段よりドラマチックさを出したく、シンガーであり、クリエイターでもある兄のNAOにピアノとストリングスを担当してもらい、僕のイメージを広げてもらいました。

■ミュージックビデオにお笑い芸人のたむらけんじさんを起用した理由は？

Rover：3年前にたむけんさんのイベント(TKF大祭り)のオープニングアクトでMOCAが出演させていただいたのがきっかけで日頃より親交を持たせていただいていました。今回の曲のテーマの中に“父”のイメージがあったので、普段テレビでは見せない心優しくて人望が厚い人柄のたむけんさんが頭に浮かんできたのがきっかけです。

■撮影風景はどうでしたか？

MOCA：早朝からのリップシーンでしたが、多くのスタッフさんに見守られていたので誰よりも元気よく臨みました。

HiDEX：撮影場所は昔に良く行った思い出のスケートパークなので、思い出の地で撮影できて嬉しかったです。

Rover：たむけんさんの演技に脱帽しました。演技している姿をモニターで見ていて涙しました。

■前田健太投手のテレビ番組で『ありがとう～旅立ちの声～』が使用されていましたが交流があるのですか？

MOCA：マエケンさんがブログでベリーグッドマンのことを紹介してくれていたことがきっかけで、SNSでの交流が始まりメッセージを交換する仲になりました。僕はもともと高校球児だったのでマエケンさんがブログに書いてくださったときは本当に驚きました。

Rover：実はマエケンさんも僕らと同じ1988年生まれの同級生なんです。

HiDEX：それで、曲中にマエケンさんの名前やエピソードを入れた楽曲「1988～やったりますけん ver.～」をマエケンさんにプレゼントしたら登場曲として使ってもらうことになりました。

MOCA：あと、マエケンさんの計らいで、マエケンさんの登板日にベリーグッドマンが始球式に呼ばれて投げさせてもらったんですけど、ライブより緊張しました(笑)。ベリーグッドマン特製ユニフォームやサイン入りグローブもいただいたので家宝として実家のお好み焼き屋に飾ってあります(笑)

Rover：マエケンさんもメジャーリーグに行かれるので心から応援していますし、今までの感謝の気持ちは忘れません。

■ベリーグッドマンの最大の武器はライブともお聞きしますが？

MOCA：ストリートライブ上がりなのでライブは命です。まずは2018年の大阪城ホールでのワンマンライブが目標なので、全国ツアーを重ねて一回りも二回りも成長して大阪城ホールに立ちたいと思います。

HiDEX：普段のライブはDJスタイルのトラックを使ったライブがメインですが、楽器を入れた生演奏スタイルのライブも増やしていこうと思ってます。普段とは違う魅力も伝えていきたいです。

■今後の目標は？

Rover：ベリーグッドマンのテーマとして「てっぺんとるぞ！」を掲げているので、まずは地元大阪の大阪城ホールを実現させることです。ただそこがゴールではなく、とにかく僕らの音楽で一人でも多くの人の心を豊かに出来るよう日々音楽生活を送っていきたいです。

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■GYAO! ベリーグッドマン「ありがとう～旅立ちの声～」ミュージックビデオ
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◆【インタビュー後編】ベリーグッドマン、メジャーデビュー作が描き出した“感謝”と“旅立ち”
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