エルトン・ジョン、エネルギー溢れる『ワンダフル・クレイジー・ナイト』
エルトン・ジョンのニュー・アルバム『ワンダフル・クレイジー・ナイト』が2月5日に発売となった。「アップテンポでハッピーで喜びに満ちた、エネルギー溢れるギターのレコードを作りたかった」と語る、33thアルバムだ。
◆エルトン・ジョン画像
1970年代の名作『黄昏のレンガ路』(「風の中の火のように」、「土曜の夜は僕の生きがい」収録)や『ホンキー・シャトー』(「ロケット・マン」収録)がそうだったように、旧知のバンド・メンバーと共にわずか17日間でレコーディングされた作品で、オーバーダブはほとんどなしというシンプルでプリミティブな作品になったようだ。
本作も、48年間にわたるソングライティングのパートナー、バーニー・トーピンとの共作で、前作『ザ・ダイヴィング・ボード』(2013年)、前々作のレオン・ラッセルとのコラボ・アルバム『ザ・ユニオン』(2010年)に続いて、エルトン・ジョンとT・ボーン・バーネットとによる共同プロデュース作となる。
<ぼくは前よりもっと太いひと筆で人生を彩っている 笑いも冗談も容易くやってくる そんな今思うのは 過去を振りかえる時間など無駄だということ>、<今は 見下ろすよりも上を見上げている>と歌うファースト・シングル「ルッキング・アップ」のほか、人生において非常にハッピーだという現在のエルトン・ジョンの心境が反映されたアルバムとなっている。
『ワンダフル・クレイジー・ナイト』
SHM-CD UICR-1122 / \2,600(税抜)
https://itunes.apple.com/jp/album/wonderful-crazy-night-deluxe/id1049642105?at=10l3PY
この記事の関連情報
エルトン・ジョン、<グラストンベリー・フェス>ライブ映像を公開
エルトン・ジョン&バーニー・トーピンを称え、メタリカ、J・ミッチェルらがパフォーマンス
エルトン・ジョン、エイズ基金の慈善イベントで16億円の寄付を集める
エルトン・ジョン、エミー賞受賞で19人目のEGOTに
エルトン・ジョン、2023年のお気に入り15曲を紹介
ポール・マッカートニー、エルトン・ジョンら、『スパイナル・タップ』の続編に出演
エルトン・ジョン「みんなの度肝を抜くアルバムを完成」
ロックの殿堂2023、パフォーマーのラインナップ第1弾を発表
ザ・ローリング・ストーンズの新作にビル・ワイマン、レディー・ガガ、エルトン・ジョンらゲスト参加