【ライブレポート】OKAMOTO’S、ツアーファイナルで全国47都道府県ツアーの開催を発表

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「改めましてツアーファイナル、ソールドアウトでございます!」とMCを始めるハマ・オカモト(B)に、嬉しそうに絡むオカモトレイジ(Dr)。これまでとはひと味違うライブでも、凄まじいスピードで回転していくフリーダムなトークは健在だ。「俺たちは7年かけてここまで来た。かっこいいと思える音楽がなかなかみつからなくて、その中でやっと見つけた、自分たちが信じた音楽を作り続けてきたんだ」というショウの実感のこもった台詞に歓声が沸き起こる。

「Kill Dreams」から「HEADHUNT」「まじないの唄」と彼らの想いを体現したようなロックンロールから中盤戦の幕が開けた。「SEXY BODY」で揺れ、「Let’s Go! Hurry Up!」で跳ね、「Knock Knock Knock」と叫ぶ。そして、加速する熱量を昇天させた「L.O.S.E.R」。各パートの見せ場を作りながらも、絡み合い、うねるサイケデリックなサウンドは身体も頭も別次元に持っていかれる。まさにOKAMOTO’Sにしか鳴らせない音だろう。

「このツアーや、『OPERA』は、通じ合いたい、分かり合いたいという感情を形にしたもの。全ての要素が組み合わさってひとつの物語になる。これはなかなかできることじゃない」とショウがメンバー、スタッフ、そしてファンへの感謝を述べ、「Dance With Me」で本編を締めくくった。

アンコールではオカモトコウキによるシグネチャーソング(!?)「ヤバコウキ」の本人による実演や、ライブ定番曲「JOY JOY JOY」に加え、最新シングル「Beautiful Days」を披露。さらに、6月より全国47都道府県を廻る全県ツアーの開催がアナウンスされた。スケールを増したOKAMOTO’Sが『OPERA』を血肉化した先の可能性を見せてくれるツアーに期待が高まる。

なお、詳細は後日発表されるとのことなので、続報に期待してほしい。


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