BORN、解散を発表
BORNが、5月26日に東京・Zepp DiverCityで開催する<BORN 8th ANNIVERSARY SPECIAL ONEMAN LIVE【SUPER BLACK MARKET】>をもって解散することが明らかになった。
これは、本日1月23日東京・新宿ReNYにて行なわれた<BORN ONEMAN LIVE 2016 NEO SCREAM ~THE BLACK POPULAR~>のアンコール中に、猟牙(Vo)の口から発表されたもの。猟牙は、10周年を迎えるというファンとの約束を果たせなかったことを詫び、「次にやるダイバーシティは夢みたいな場所なんだよ。本気でやってきたからこそ立てる場所だと思います。本当にありがとう。」と心からの感謝を述べた。
以下はオフィシャルサイトに掲載されたメンバーからのコメント全文の転載だ。
■猟牙(Vo)コメント
いつだってギリギリの奇跡で音を奏で、ファンの皆に支えられ、笑いあってきた日々だった。
あまりにもかけがえのない時間。
でも、理想を求める上で大きく噛み合わないポイントが出てきました。
技術やセンスを求める上で本気でぶつかり合った時、心が折れてしまうメンバーもいました。
もう続ける自信がない、そんな言葉を告げられたりもしました。
そして自分にも大きな責任を感じました。
この現状があるのは俺のせいでもある。
だって俺にもっと力があったら、BORNを続ける事ができたはずだから。
でも、ずれ始めた心の歯車を元に戻す事は出来ませんでした。
そんな日々は続き、この気持ちのままでは音楽に没頭することは出来ない、そう強く感じてしまったんです。
気付けばBORNとは違う夢を描き始めている俺がいました。
悩んだ結果、解散したいという想いをメンバーに打ち明けました。
メンバー全員で意見を交わし、解散を選ぶ事になりました。
社長、マネージャーは何度も何度も引き止めてくれた。
それでも解散の答えは揺るぎませんでした。
勝手なことを言ってるのはわかっています。
ただ、大切なモノであるが故に、譲れなかった想いがあることを皆に伝えたくて、今こうして言葉を綴っています。
この先メンバーは別々の道を歩む事になるけど、俺はBORNを超える『愛』を見つけられるかは正直わからない。
でも、それを探し求め続けることが俺の人生の活力になっていくから、歩いていきます。
BORNは俺の全てだった。
K、Ray、TOMO、KIFUMI、美央がいてくれたから俺はここにいます。
ファンの皆が支えてくれたから俺はここにいます。
沢山の笑顔をありがとう。
沢山の声をありがとう。
BORNを愛してくれてありがとうございます。
5月26日 Zepp DiverCityまで走り続けますので、皆様よろしくお願いします。
■K(G)コメント
まだまだガキだった頃にメンバーと出会い、
メンバーの数より少ないお客さん相手のライヴから始まり、
沢山の事を経験しながら大人になれた8年間だった
まだ俺も上手く気持ちが纏まらない中1つだけ確かなのは、このバンドやってて本当に楽しかった
辛い時、喧嘩してる時、最高の時間を過ごしてる時はもちろん
世界中にあるバンドの中で1番メンバー皆で話して笑ってる時間が長いバンドだったんじゃないかなって思う
その輪の中にファンの子が入って凄い幸せな時間を沢山過ごせました
そんな俺らも全員が次のステップに行く時が来たのかな
寂しいけどここからまた自分らしく生きる為のスタートを切るから応援宜しくな!
BORNらしく、攻めて攻めて盛り上がって笑って突っ走るからずっと見ててくれよ!
最後に
BORNの音楽に触れてくれた皆に心からどうも有難う
そしてこれからも宜しく!!
■Ray(G)コメント
10周年目指すって言ってたけど、守れなくてごめんなさい。
BORNとしては8年、このメンバーとは約10年以上かな。
色んなことがあったけれど、みんなの支えがあったからこそ、ここまでやってこられました。
本当に感謝してます。
ありがとう。
これからについてですが、僕はBORNが最後と決めていたのでもう音楽活動はやりません。
この先も音楽を続けていくメンバーを応援してあげて下さい。
宜しくお願いします。
5月26日まで悔いの残らないように1本1本やっていきます。
BORNに関わってもらった人に、BORNを好きでいて良かったと心から思ってもらえるように。
■TOMO(Dr)コメント
今まで何度も悩み何度も話し合い自問自答する日々でしたが、
BORNは4人それぞれの未来のために解散する事になりました。
BORNのTOMOとして過ごしたこの8年、たくさん笑い、たくさん怒り、
たくさん泣きましたが、本当に幸せな日々を過ごす事ができました。
『BORN』はオレにとって人生の宝物であり、これ以上のものには今後巡り会えないかもしれません。
でもこれから先、何か壁にぶつかってもこの日々を思い出せば何でも乗り越えられる気がします。
思えば10代の頃に音楽に救われ、自分も少しでも人を元気にできたり
楽しんでもらえたらなぁと思いこの世界に入りました。
本当にライヴが生き甲斐なオレでしたが、気付けば元気をもらったり
笑顔にさせてもらってたのは自分の方だなぁと知りました。
それでもBORNに触れて少しでも楽しんでもらえている人がいたならやってた甲斐があったなぁと思います。
BORNとして最後のステージは5月26日のZepp DiverCityになってしまいますが、
最後までオレ達らしく全力で駆け抜けますので応援よろしくお願いします。
こんなオレを支えてくれたファンのみなさま、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
<BORN 8th ANNIVERSARY SPECIAL ONEMAN LIVE【SUPER BLACK MARKET】>
OPEN18:15/START19:00
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