UVI、世界初最初のポリフォニックアナログシンセをベースにした「PX Apollo」リリース

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UVI Sounds & Softwareは、「PX Apollo」(ピーエックス アポロ)を発売した。UVIが提唱する新しい音源コレクション「PXプロトタイプシリーズ」の第一弾となる製品で、UVI Workstation(無料ダウンロード)またはFalconで動作する。

PXプロトタイプシリーズは、世に出ていないプロトタイプやレアなアコースティックまたはエレクトリック楽器のソフトウェア化を目指したもの。その第1弾となる「PX Apollo」のサウンドバンクは、70年代初期の世界最初のポリフォニックアナログシンセサイザーの1つであるApolloをベースとしたもの(ApolloはPOLYMOOGのプロトタイプとして開発されたが、発売はされなかった)。実機の温かみのあるサウンドをその稀有な質感とともに肌で感じることができる、3オシレーターのソフトウェアシンセサイザーとなっている。

世界に2台しか実存しない実機のレストアから精密な収録まで、惜しみのない努力により、歴史的な楽器の質感を完全にデスクトップ上で再現。71の鍵盤を1つ1つ最高級の機材とさまざまな構成でサンプル収録し、4,000を超えるサンプル、1ノートあたり4つのラウンドロビン(打鍵ごとの音色変化)で、コアライブラリーを構成。フェイズディストーションとサブオシレーター、フル仕様のエンベロープジェネレーター、高品位フィルター、ステレオコントロールとスタジオエフェクト、オシレーターごとのモジュレーターとアルペジエーターなどのシンセサイザーパラメーターによって、多彩かつ直観的なサウンドデザインが可能。100を超える音色プリセットを用意する。

「PX Apollo」はUVIWorkstationまたはFalcon上で動作し、64bitネイティブ動作、AAX形式を含むDAWのプラグインとしても使用可能。1月31日までは発売記念価格として、49米ドル(UVIストア)/ 6,480円(税込、国内のUVIセールスパートナー)で提供される。


▲プリセットからカンタンにサウンドメイクできるクイックエディットを用意。フル機能のシンセサイズパラメーターには3つのオシレーター、エンベロープジェネレーター、高品位フィルター、ピッチとステレオコントロール、そしてオシレーターごとのモジュレーションとアルペジエーターを用意。

■NAMMショー特別セール、Sparkverb 50%オフ

このほかUVIでは、北米最大の楽器ショーNAMM 2016の開催とUVIのブース出展を記念して軽快動作と多様性が魅力のリバーブプラグイン「Sparkverb」を1月25日までの期間中、50%オフで提供するセールを実施する。

「Sparkverb」は、驚異的なサウンド、先進的な操作、究極の柔軟さ、想像を超えた効率の良さ、すべてが桁外れの最先端アルゴリズムによる新感覚リバーブプラグイン。UVIストアでは通常価格199米ドルのところセール期間中は99米ドルで提供する。国内のUVIセールスパートナーでの価格は通常価格が25,920円、セール価格は11,880円(税込)。この機会をお見逃しなく。


製品情報

◆PX Apollo
通常価格:79ドル(UVIストア) / 10,260円(国内のUVIセールスパートナー)
発売日:2016年1月20日

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