マイケル・シェンカー「レミーからモーターヘッドに誘われた」
マイケル・シェンカーは、レミーがモーターヘッドを結成したとき、ギタリストとして参加しないか誘われていたという。
◆マイケル・シェンカー画像
シェンカーはMetalTalk.netのインタビューで、先月亡くなったレミーとの関係を問われると、こう答えた。「モーターヘッドを結成するとき、レミーからギタリストにならないかって誘われた。ずい分前の話だが、俺ら、一緒にツアーをしたことがあるんだ。彼がホークウインド、俺がUFOにいたときだ。アメリカで一緒にツアーをやった。(当時)レミーに毎日会っていた。で、その後、彼がモーターヘッドを始めたとき、俺にリード・ギタリストにならないかって話を持ち掛けてきたんだ。でも、俺は興味がなかった」
「俺向きだとは思えなかった。(オーディションなどせず)断った。どんなものになるのか、想像できなかった」
シェンカーがこれまで参加を辞退したのはモーターヘッドだけではない。彼は以前、ランディ・ローズが亡くなった直後、オジーから助っ人を頼まれたが、スケジュールが合わず断ったと話している。また1979年、(ジョー・ペリーの代わりに)エアロスミスに参加しないかと誘われ、セッションを行なうためNYまで行ったが、結局実現せず、その後スティーブン・タイラーが病気になったので、話は流れたという。
この2つについて、シェンカーは2011年『The Bigfoot Diaries』のインタビューでこう話していた。「エアロスミスやオジー・オズボーンといった歴史のあるバンドはどれも、俺には向いていない。ほかのギタリストのリフを習得しなきゃいけないってことだから。それは、俺がやりたいことではない。俺は、創作、発明するために生まれついている」
Iron Fist Heavy Metal Magazine caught up with Michael yesterday for a chat. Read the interview here:...
Posted by Michael Schenker's Temple of Rock on 2016年1月21日
Ako Suzuki
この記事の関連情報
マイケル・シェンカー「次のMSGのアルバムはエリック・グロンウォールがメイン・ヴォーカリスト」
レミーの胸像、55台のハーレーダビッドソンと共に新たな展示場所へ移送される
マイケル・シェンカー「アクセル・ローズは完璧主義者」
モーターヘッド、UKフェスティバルで展示中のレミーの胸像とメモラビリアを公開
UKフェスティバル、レミーの楽屋を再現し、彼のメモラビリアを公開
オジー・オズボーンの妻、オジーとレミーをスーパーヒーローにしたアニメの制作を計画
マイケル・シェンカー、スラッシュとコラボした「Mother Mary」をリリース
マイケル・シェンカー、UFO時代の楽曲をアクセル、スラッシュ、R・グローヴァーらと再レコーディング
メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド、レミーの遺灰をタトゥに