スコット・ウェイランド、死因は混合薬物中毒
今月初め、急逝した元ストーン・テンプル・パイロッツ、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのシンガー、スコット・ウェイランドの死因が明らかになった。米ミネソタ州の検視局は、アルコールとコカインなどの混合薬物による急性中毒が原因だったと発表した。
◆スコット・ウェイランド画像
毒物検査の結果、ウェイランドの身体からはアルコール、コカイン、MDA(合成麻薬)などが検出されたそうだ。また、アテローム性動脈硬化症、喘息、薬物乱用の既往歴があったという。
ウェイランドは12月3日、ツアー・バスの中で亡くなっているのが発見された。彼が使用したものかは不明だが、バスの中からはコカイン、ベンゾジアゼピン系の向精神薬、2種類の睡眠薬、鎮痛剤でオピオイド依存の治療薬としても用いられるブプレノルフィン、バイアグラ、躁うつ病の治療薬などが見つかった。
ウェイランドとバスを共有していたThe Wildaboutsのベース・プレイヤー、トミー・ブラックが規制薬物所持の容疑で逮捕されたが、バスには多くの人が出入りしており、実際に薬物を所持していたのがブラックとは限らないと、警察は彼を起訴しないことに決めた。
ウェイランドは生前、この数年ドラッグは使用していないと話していただけに、残念だ。
Posted by Scott Weiland on 2015年12月17日
Ako Suzuki
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