レキシが両国国技館ライブ。チケット即完1万人

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最新作での“紫式部コス”だけでなく、関ジャニ∞や椎名林檎、私立恵比寿中学校にNegiccoなど多岐にわたる楽曲プロデュースでも注目を集めているレキシが、現在絶賛開催中の冬の全国ツアー<レキシツアー IKEMAX THEATER>の東京公演を12月16日に両国国技館にて開催。チケット即日完売となる1万人以上のファンが詰めかけた。

この模様をオフィシャルからのレポートでお伝えする。

今回、全国ツアーとしては、夏の全国ツアー以来、約1年半ぶり。ツアータイトルに<IKEMAX THEATER>とある通り、全面的に映画をテーマにしたホールツアーとなっている。

満員御礼、升席、2階席にぐるっと360度囲まれたステージの頭上にはミラーボール。天井四方にはずらりと力士の肖像が掲げられた両国国技館。開演時間予定時刻より15分ほど遅れてライブの始まりを告げるホラ貝の音色が鳴り響くと、会場は一気に総立ちとなり、東の花道から“レキシ”の大旗をもった男衆が登場。担いだ駕籠をステージに運びだすと、会場からは拍手と歓声が鳴り響く。驚きのオープニングの後に、駕籠の中からいよいよレキシが登場し、会場は最高潮の盛り上がりで応えた。

アフロヘアにサングラス、着物にコンバースオールスターという正装で登場したレキシが、「国技館、いくぞー!」とのコールに続き、1曲目「姫君Shake!」のイントロでこの日のライブがスタート。ステージ中央で360度見渡しながら観客の反応を楽しむレキシは、その後もファンクナンバー、ダンスナンバーなど立て続けに楽曲を披露。続いて、「先月、実は……」とMCを始めると会場からはどよめきが起こり、「1stシングルをリリースしまして」と続けて歓声があがるや、「と、なるとやはりこの衣装でしょう」と1stシングルのキービジュアルであった十二単衣がステージに運ばれ、ステージ上で小芝居を交えて羽織る姿に爆笑が起こる。「最初の“Hey!”は平安京の“Hey!”だから、今から練習するよ」と観客とのコール&レスポンスも交えつつ、「それでは『SHIKIBU』いきます」とシングル曲を披露した。

ライブ終盤での定番曲「きらきら武士」では1万人の手が左右に振れ、代表曲「狩りから稲作へ」では、360度稲穂が揺られるというレキシならではの光景の中、音楽と笑顔に彩られた150分のライブは大盛況で幕を閉じた。


<レキシツアー IKEMAX THEATER>は、12月21日に大阪・オリックス劇場、23日に広島アステールプラザ大ホールと続き、2016年1月11日の沖縄ミュージックタウン音市場でツアーファイナルを迎える。

photo by 田中聖太郎

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