ヤマハからバーチ材使用のコンパクトなドラムキット、世界的トップドラマー、マヌ・カチェのシグネチャーモデル「ジュニアキット」
▲ジュニアキットのクランベリーレッド(写真のシンバルはセットに含まれない)とマヌ・カチェ氏。
ヤマハはコンパクトドラムキット「ジュニアキット」の新モデルを12月10日より発売する。カラーはクランベリーレッド(CR)、レーベンブラック(RB)、ディープバイオレット(DPV)の3色をラインナップする。
「ジュニアキット」は、世界的なトップドラマーであるマヌ・カチェ氏のシグネチャーモデルとして2000年より発売されているコンパクトなドラムキット。マヌ・カチェ氏はフランス出身、パリ国立高等音楽院在学中よりさまざまなアーティストとのセッションを始め、1986年にはピーター・ガブリエルのアルバム「So」のレコーディングに参加。その後ピーター・ガブリエルやスティングのツアーへ参加、数々のアーティストとの共演を重ねている。
そんなマヌ・カチェ氏の名を冠した「ジュニアキット」は「子供向けドラムセット」としての需要のほか、「狭い場所での演奏」「軽量で運搬しやすいドラム」へのニーズにも応える楽器として、幅広い層からの支持を得てきた。
今回登場の「ジュニアキット」の新モデルは、ワールドワイドで活躍するトップドラマーであると同時にドラムの指導者でもあるマヌ・カチェ氏の、シェル材やドラムセット構成へのこだわりやアイデアを反映させたものとなっている。
まず、彼の強い要望により、従来モデルの1タムセット構成にタムタムを追加し、2タム仕様に変更。より幅広い音楽ジャンルへの対応が可能となった。またシェルとして、ヤマハドラムの原点とも言えるバーチ(樺)材100%の6プライシェルを採用。バーチ材特有の、中音域の豊かな響きと抜けの良いシェル鳴りを実現している。従来モデルに比べて音質と利便性をさらに向上させたことで、さまざまなユースケースにおいて活躍するドラムセットを実現している。
スタンド類の高さを自在に調整できる専用ハードウェアセットもパッケージとしてまとめられている。これは幅広い年齢層における演奏性向上のため。小口径用スネアスタンドとハイハットスタンドは、現行品番より低いセッティングが可能な特別仕様となっている。
カラーフィニッシュは3種類。高品質なラッカー塗装仕上げによるクランベリーレッドとレーベンブラックのほか、マヌ・カチェ氏本人のリクエストカラーであるディープバイオレットを用意する。
▲レーベンブラック(RB)
▲ディープバイオレット(DPV)
製品情報
価格:153,000円(税別)
※価格にシンバルは含まれない。
発売日:2015年12月10日
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