【ライブレポート】Dream5が6周年ライブ。高野洸の「俺んとこ、こないか?」にファン絶叫。「BOY MEETS GIRL」初披露も

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衣装チェンジしたボーカリストふたりが、その歌声で会場を満たした「Go my way!」。さらに、再び全員そろっての「COME ON!」「READY GO!!」で、オーディエンスも声援を飛ばし、ボルテージはひたすらに高まっていく。そして7年目という次の未来に向けた「スタートライン」では、ミラーボールにライトが反射して、フロアは多幸感をとともに光の欠片が散りばめられる。

奇しくもこの日、Dream5は“次の未来”とも言えるミニアルバムの2016年2月24日リリースを発表した。会場では、この告知に加えてミニアルバムの1曲目に、小室哲哉が楽曲提供するという新情報が解禁となった。

「こんばんは、小室哲哉です。来年、2月24日に、Dream5のミニアルバムに楽曲提供することになりました。Dream5は初めてですね。よろしくお願いします。頑張ります。」

映像で会場にコメントを寄せたTK。さらに、同アルバムのイトーヨーカドー盤にはボーナストラックとしてTRFの「BOY MEETS GIRL」のカバーも収録されることが映し出され、そのままこの「BOY MEETS GIRL」を初披露した。ことりと美思のメインパートに、あきらきゅんがハモりを重ねるこの曲。まさに人生の宝探しを続ける5人にもピッタリのカバーとなっていた。

さらにここからは、「EZ DO DANCE」「CRAZY GONNA CRAZY」と彼らが過去にカバーしたTRF楽曲が続き、ふたたびお祭りモードへと突入する。「BOY MEETS GIRL」の初披露も終わった安堵感からか、メンバーからも笑顔がこぼれる。

大盛り上がりの中で迎えた本編ラストは「Summer Rainbow」。手振りでコールを欲しがることりに寄せられる客席からの「ことり!」の大コール。あきらきゅんもバク転をキメれば、優乃もぴょんぴょん飛び跳ねて、ライブの楽しさを体いっぱいに表現していた。

暗転した中で「ドリ5!」コールが巻き起こる客席。メンバーがライブTシャツに着替えてアンコールが始まる。「カラフルチューン」では、サインボールが投げ込まれるも、あきらきゅんは2階席まで届くほどの遠投に失敗し、「もう少し鍛えます。」と苦笑い(そもそもボールが軽いから遠くまで投げるのは難しいのである)。そして「ドレミファソライロ」に「僕らのナツ」と、光でいっぱいのステージで、5人は体全体で楽しさを表現し、笑顔を存分に振りまき、オフマイクで感謝の気持ちを直接伝えてステージを後にする。メンバーがいなくなったステージに映し出されるエンドロールとリハーサル時の映像。そして手書きのメッセージと似顔絵で、Dream5の6周年記念ライブは締めくくられた。

「今回のワンマンライブも、またあっという間でしたね。みなさんのおかげで幸せな時間を過ごすことができました。心から感謝します。ありがとうございました。」── 重本ことり

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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