マドンナ、仏連続襲撃事件に涙のスピーチ
マドンナは、パリで連続襲撃事件が起きた翌日(11月14日)スウェーデンで開いた公演で、犠牲者たちを追悼した。ショウの半ば、6分ほどのスピーチを行い、葛藤はあったものの、公演を予定通り開くことにした心境を語った。
◆マドンナ画像
「このショウをやるの、本当に大変だった。いろんな意味で、私は身を引き裂かれる思いをしている。愛する人を亡くし泣いている人たちがいるのに、私はここで踊ったり楽しんだりしている場合なのかって。でも、これこそが、連中が望んでいることなのよ。彼らは私たちを黙らせたいの。沈黙させたいのよ。(でも)私たちはそんなこと、させない」
「人の命に敬意を払わない人たちがいる。ほかの人たちに対し残忍で下劣で許しがたいことをする人たちもいる。でも、私たちが自分たちを変えなくては、決して、この世界を変えることはできない。私たちが他の人たちをどう扱うか、日常的にそれを変えていかなければ…。別の大統領を選出するとか、もっと多くの人々を殺害するとか、そんな方法では世界は変わらない。日々、他の人とどう接するか、これが世界を変える最もシンプルな方法よ。私たちは、全ての人に対して尊厳と敬意を持って接しなくてはいけない。これが、世界を変える唯一の方法なの。愛だけが世界を変えることができる」
涙を浮かべて、こう話したマドンナは、その後、オーディエンスと黙とうを捧げ、「Like A Prayer」をアコースティックでパフォーマンスした。
"We Are All Immigrants‼️ #ELLISstory We all bleed the same color......We are all ONE🏻🏻🏻 Pray For Peace! In Paris and all around the World ❤️ #rebelheart" -Madonna
Posted by Madonna on 2015年11月13日
Ako Suzuki